今日は死ぬのにいい日だぁ🌀

〈tad公式ブログ〉明日の事はなーーんも考えず、今日1日を全力で生き抜く!

子育てに奮闘しながらも、邪悪な病魔『ALS』に果敢に挑み、残された日々をムスメと大切に愉しく過ごしていく様子を綴った、全人類感動のノンフィクション ヒューマンドラマです。

まだ生きてるよ...
しぶとくね。

ALSという厄介な病気になってから今年で10年たつけど...
ブログの更新をストップしてから4年も過ぎてしまったけど...

色々あった。

生活が激変した。

暫く文章を書いてないので、慣れるまで時間がかかりそうですが...

また少しずつ書いていけたらと思っています。

この4年で何が起きたのか...まあどうでもいいか!
過去よりもこれからの未来が大事!


また懲りずにお付き合いを...!

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先月のひな祭りに、木曽のサワラ木材で出来た"すし桶"でちらし寿司を作って間もなく、今度は『手巻き寿司』を作ってみることに。

もちろん、前々から1度は作ってみたくてしょうがないと思っていた『にぎり寿司』にも挑戦する事にした。ムスメが楽しそうに、お寿司をにぎにぎしてる姿を想像するだけで、こっちまでワクワク心が躍ってしまう。


特にお祝い事があるわけでも、特別な何かがあるわけでも無いのに、あの"藤崎"のデパ地下の食料品売り場で、赤身、中トロ、サーモン、赤貝、ボタン海老、鯛、ヒラメ、カンパチの魚介の刺し身8種盛りを、およそ2500円で、だいぶ奮発し過ぎてゲットした。マジ高すぎるぅ…(涙) その他に、ボイル用にブラックタイガーエビ、イクラ、各種野菜、そして、地酒の日本酒のおつまみ用に鳥もも肉の唐揚げなどを用意したら、ひな祭りの時よりも費用が掛かって、想定外に豪華なものになってしまった!

ホントに『今日は何の日?』っていう感じ……


ちなみに、手巻き寿司の具材なんて、わざわざデパ地下にいって高いお金払ってまで刺身を購入しなくても、海苔で巻ければどんなもんでも具材になるので、ホントにお好みで、冷蔵庫にあるものでもなんでも大丈夫。

それこそ、おつまみ用に用意した唐揚げでもいいし、トンカツ、エビフライ、ウィンナーや、冷凍食品でいえば、餃子や、メンチカツ、肉団子、酢飯の代わりにチャーハンやエビピラフでもおいしいはず。ご飯のお供の昆布や高菜、納豆があったらもう何も言うことない。

缶詰でいえば、超定番のシーチキン、さばの味噌煮、さんまの蒲焼き、やきとり、そして、おにぎらずで欠かせない"スパム"など、みかんや桃のフルーツ缶じゃなければどんな缶詰でもいけそう。



また話が脱線してしまうけど…… その"スパム"を挟んだ『ポーク玉子おにぎり』は、石垣島で農業をやっていたときのお昼休みのご飯には"マストアイテム"だった。ホットスパーが前身の『ココストア』というコンビニでも売ってたり、揚げ物の種類が半端なく充実してる、個人経営のちっちゃな地元の商店でも、"ぞうり"ぐらいの大きさのチキンカツと一緒に買ったりもした。また、市販のスパムをフライパンでこんがり焼いて、薄焼き玉子とマヨネーズをタップリ塗りたくって、ご飯と海苔でサンドしてお弁当にもした。"ポーク玉子おにぎり"は石垣島で毎日のように食べていた馴染み深〜いもので、沖縄のソウルフードのひとつ。スパムの缶詰さえゲットすれば誰でも簡単に作れる。おいしくてハマること間違いないと思う。


そう、そんなスパムでもなんでもありの、まさしく「俺様が法律だぁ!」 的な、ルール無用の『手巻き寿司』。みんなでやったら間違いなく盛り上がりそう! 一人だったらよけい寂しくなるけど…

何を挟むか? 具材ももちろん大事だけど、ご飯となる『酢めし』が無いとなんにも始まらない。

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その"酢めし"を作るのは至って簡単で、酢と砂糖と塩で自分で作ることも出来るけど、市販の『すし酢』を使えばもっと簡単にかつ確実にできる!

今回使った市販のすし酢は、『ミツカンのすし酢』。固めに炊いた1合分の炊きたてアツアツのご飯(温度が高いほど、すし酢が吸収されやすい)に対して、大さじ2杯のすし酢を入れて、よく混ぜるだけ。ご飯がすし酢を十分に吸収したところで、うちわで扇いで人肌くらいの温度になるまで粗熱をとる。そうすると、余分な水分を吸い取る"サワラのすし桶"も手伝って、ツヤツヤの酢めしが出来上がる!

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ミツカン すし酢360ml
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残ったすし酢は、お寿司だけじゃなく、チキン南蛮やたらの照り焼きなどにも活用できるので、冷蔵庫に常備していても損はしないと思う。

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さあて、具材も酢飯も、必要なもの全ての準備が整ったので、早速、巻き巻きしてみる事に。

ご飯がまだ熱いうちに巻くと海苔がしなーってふやけ気味になるので、温度を確認しながら、好きな具材をホント好きな組み合わせで、海苔からはみ出して上手に巻けていなくても、取り敢えず、ご飯と具材が同時に口の中に入ればいい。もはや、焼肉をサンチェやレタスで包んで食べるみたいな感じに等しい。

赤貝は手巻きにするのがもったい無いので、そのまんま、醤油をつけて本来の味を楽しむのが一番だったが、手巻きの具材で一番美味しかったのが無難に、マグロの赤身とイクラとボイルしたブラックタイガーだった。ボタン海老も、巻かないでそのまんま醤油につけて食べちゃった!

たくさん具材を用意しても、後半になるとご飯や海苔も足りなくなるわ、巻くのが手間になるわで、結局、そのまんま食べちゃってるし……まあ、酒のつまみには巻かない方が向いてるけど。

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そして、待ちに待った、『にぎり寿司』の時間がやって来た。

この時のために、具材とご飯を別にとっといて、お腹も腹八分にして万全の態勢で挑んだのに、

肝心なムスメは……

お腹いっぱいみたいで、iPadで動画を観始めてるじゃん!

このままじゃ、ムスメが楽しそうに寿司を握る姿が見れない!

そもそも、にぎり寿司って家庭で作る習慣が、少なくとも自分は全くもって皆無だったので、いまいち勝手が分からないし、寿司を握るっていう実感も全然湧いてこない。

また話が、あらぬ方向に飛んで行ってしまい、恐縮しちゃうけど……

アメリカに滞在していた時、相手に自分が日本人だということを告げると大抵の場合、"SUSHI"をよく食べるんでしょ?とか、家庭でも"SUSHI"作るんでしょ?とか、それならまだしも、日本には未だ "サムライ"いるんでしょ?、ちょんまげしないの? などとかも言われたし、動物学の授業では、先生が「絶滅の危機に瀕している哺乳類は?」っていう質問をしたら、アメリカ人の学生が恥じることなく本気で、『ニンジャ!』って答えていた事もあった。


マジかよっ️… (゜Д゜;≡;゜Д゜)


それって絶対、「ニンジャ タートルズ」の見過ぎでござるよね? ニンニン…… って、いやいやそれ、"忍者ハットリくん"のほうだからっ! 笑


"サムライ"に関しては、今渦中ど真ん中で、"最後の侍" の『渡辺 謙』がいるので、完全には否定できないけど……

日本車の先進的な性能は向こうでも、多くのアメリカ人に評価されていただけに……残念 (つд`) じゃあ何か? 日本じゃ"サムライ"がちょんまげしながら高性能な日本車を運転して、ごく稀に、絶滅の危機に瀕してる"ニンジャ"がお忍びで車に乗ってるとでも言うのか〜い! おいおーーいっ! どんな光景だよっ! 興味あるから一度見てみたいわっ!

まあ、自分も、実際に彼らと交流するまでは、インディアンが頭に羽根付けて民族衣装でティピーテントで生活してるとてっきり思い込んでたから、絶対に人のこと言えないんだけど……思い込みって怖いねっ! f(^_^)


でも、日本食と言ったら「=寿司」って海外で広ーく認識されてるのに、日本では実際、そこまでではない感じだと思う。少なくとも当時の自分は、寿司なんか本当に滅多に食べなかったし、家庭でも一度たりとも握ったこともないから、寿司が日本食を代表していいのか正直疑問に思っていた。

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ムスメが寿司を握るのに乗り気でないので、しょうがないから不自由な自分の手で、本当に適当に、皿の上でしゃもじでシャリの形にご飯をよそって、刺身の具材を、ポンっと乗っけてみた。

握り寿司っていうか、むしろ、「サシミ ・オン ・ザ ・ライス」。

せっかくの機会なんで、ムスメにも、"すし握ってぇ"、ってしつこく言ったら、1個だけ、イクラの軍艦になってしまったけど、やっと作ってもらえたよ。(画像下)

でも、ムスメ、ブーブー言いながらで全然楽しそうじゃなかったぁ、ハア(´ヘ`;)

"にぎり寿司"がもっと、一般の家庭でも普及すればいいのになあ、と思うけど、どう考えても回転寿司の方が断然安いし、最近では味も文句の付けようがない。それに、誰でも簡単に寿司を握れるようになったら、江戸前の威勢のいい寿司職人の活躍の場が奪われてしまうことになる!……考えすぎかも?

それこそ、『ニンジャ』みたいに絶滅の危機に瀕してしまうかもしれない……笑


『手巻き寿司』は自分で作るの楽しいけど、まあ、やっぱり、『にぎり寿司』の方は、どっか外に食べに行くのが一番いい気がする……


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千葉の船橋市にある、三井不動産グループの商業施設『ららぽーと TOKYO-BAY』と同じ系列の、『ララガーデン 長町』というものが仙台にもある。

『ららぽーと』の方は、以前に数年間ほど住んでいた千葉の『行徳』からおよそ8キロと差ほど遠くなく、暇さえあれば歩いてでもよく遊びに行っていた。初めて訪れた時は1日じゃ全部見て回れ無いんじゃないかと思うくらい、その広大な売り場面積と無数の店舗数に呆気に取られていたのを覚えている。

仙台の『ララガーデン』は、その"ららぽーと"の規模やクオリティに到底及ばないものの、な、なんと! あの有名なプレッツェル屋さんが、いつの間にかオープンしていた!


『アンティ・アンズ(Auntie Anne's)』‼️


カルフォルニアで定番中の定番の『ウェツェル・プレッツェル』もアメリカでは人気を集めているプレッツェル屋さんだけど、同じくアメリカの、ペンシルバニア州が発祥で、その後アメリカ国内のみならず海外にも進出、今では世界1000店舗以上でおいしいプレッツェルを提供している『アンティ・アンズ』も超有名。

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そもそも、「プレッツェル」って何かと言ったら、ドイツが発祥で独特な"リボンのような結び目"が特徴の焼き菓子のこと。

日本のスーパーで普通に見かけるようになった「スナイダーズ(SNYDER'S)」のようなカリカリサクサクの硬いスナック菓子みたいなものと、パン生地のように表面がサクッとしていて中がフワッとしているソフトなプレッツェルの、2タイプがある。



そんな柔らかく焼き上げた"ソフトプレッツェル"との初めての出会いが、アメリカでのショッピングモールだった。自分が過去に住んでいた町(コロラド州 フォートコリンズ)は人口が5万人前後と小さな規模だったけど、イオンモール的な、いや、どちらかと言ったら、店舗の内容が若干ハイブランドのものも有るので、それこそ、"ららぽーと"に近い「フットヒルズ(Foothills)」というショッピングモールがあった。

とりわけ、『アンティ・アンズ』のプレッツェルは、全米のそういったショッピングモールで展開していることが多い。数年のアメリカ滞在中、車を持っていなかった最初の約2年間は、何処に行くにも愛車のマウンテンバイクで行動していて、ほぼ毎週のように遊びに行っていたフットヒルズのモールでは、喉の渇きを癒すために「オレンジ ・ジュリウス(Orange Julius)」のストロベリーバナナ味のスムージーを飲みながら、『アンティ・アンズ』のプレッツェルを、小腹が空いた時に食べるのが定番だった。ビールのおつまみで、スナック菓子の硬〜いプレッツェルのイメージしかなかった自分は、フワッとした柔らかい食感のソフトプレッツェルがとても新鮮で美味しく、どハマりしていたのを記憶している。

余談だけど、車を購入するまでのアメリカでの最初の2年間 と、千葉の行徳での数年間は、公共交通機関を利用するのを好まない自分の移動手段は、もっぱら"自転車"だった。アメリカではカゴや荷台が皆無なマウンテンバイクに乗っては、町のはずれにある量販店の"ウォルマート"で、今じゃ世界遺産並みの大きい"CDラジカセ"を購入してはラッパーみたいに右肩に抱きかかえて寮まで持って帰ったり、日本に帰ってきてからはカゴ付き荷台付きの俗に言う"ママチャリ"で、時には、ららぽーとで買った30キロのダンベルを前カゴに入れてブルブル手を震わせながら自転車をこいだり、またある時には、不甲斐にも駐輪違反で撤去されてしまったママチャリを返してもらいに、もう一台の所有していたマウンテンバイクで行き、金にものを言わせて(罰金払って)奪還に成功したママチャリのハンドルを右手で操作して、並走する形でマウンテンバイクをこいで自力で自宅まで持って帰ったりもした。その光景はもはや曲芸の領域。自転車の持つポテンシャルを最大限に引き出してやるどころか、可哀想に、限界を超越して酷使していた。自転車が生活に密着していて『No Bike No Life』な暮らしぶりだったけど、よく事故を起こさなかったもんだなあ、ってつくづく思う……

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今では考えられないことだけど、よくプレッツェルを、コッテリ甘〜いスムージーと一緒に食べれたなあ〜

アメリカに住んでると味覚が変になるのか?

若い頃ってなんでもありだったなあ……


当然、今では、プレッツェルのお供はコーヒーがベストな自分。

それもそのはずで、アンティ・アンズのお店もプレッツェルとの相性が良いコーヒーにこだわって、シアトルのスペシャリティ コーヒーブランドの「カフェ・アパショナート」を提供している。

残念なことに、今回はそのおいしいコーヒーを店舗で味わう時間が無かったので、お持ち帰りで4種類のプレッツェルとディップを一個買うことにした。

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一番上の写真から順番に、定番でプレーンの「オリジナル」、シナモンの風味がさらに食欲をそそる「シナモンシュガー」、メープルの甘さが絶妙な「メープル」、そして、ペペロニがいっぱいのっかって満足感がある「ペペロニチーズ」。

プレッツェルに付けて食べる「ディップ」はクリームチーズ、チェダーチーズ、キャラメルやチョコレートなどがあり各一個100円で、甘いディップは微妙な感じなので、自分は無難に"チェダーチーズ"をチョイス。


甘くて菓子パンのような「シナモンシュガー」や「メープル」は、食後のスイーツとして食べたら最高!コーヒーにももちろん、合~う~!

チェダーチーズのディップを付けての「ペペロニチーズ」も食べ応えあっておいしかったけど、やっぱり自分は基本の味の『オリジナル』が一番好きかなっ! (*´д`*)

『オリジナル』には、ツブツブが大きい粗塩がいっぱい付着していて、そのまんま口に入れたらしょっぱ過ぎて血圧が急激に上昇してぶっ倒れそうになるけど、逆にその塩っけが、またなんとも言えなくいい感じ。

でも本当は、粗塩をある程度取り払ってから食べるのが正しいらしい……知らなかったけど。

そして、外がカリッと焼き上げられていて、中がフワッとモチモチな食感も、ありきたりな感想だけど、絶妙!

ちなみに、ガラス越しに、店員さんが生地をリボンの結び目状に形づくって、オーブンでこんがりと焼き上げる一部始終を見守ることができる!焼きたてのプレッツェルをその場でハフハフするのが一番だけど、お家でも、トースターと電子レンジで温めて、サクッ、フワッを再現可能。


淹れたてのコーヒーで、オリジナルのプレッツェルをチビチビ食べてマッタリしたら、幸せ間違いないと思う……


…がしかし、うちのムスメと、特においしいものは、いっつも争奪戦になってしまうので、マッタリどころか、慌ただしく緊迫した空気になる食卓…


「大家族スペシャル」かっ!

7男2女11人の大家族ならまだしも、風前の灯火の、1女3人の極小家族だよ……さみしいなあ ・゜・(ノД`)・゜・。


しかも、ムスメ、食の好みが自分と似ているので、食べたい物がいっつもカブるっ!

次からはムスメの分も「オリジナル」のプレッツェル、買ってあげないとなあ。

日々食料争奪戦、もう勘弁してぇ ε-(´∀`; )


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つくづく『仙台』で良かったなあって思わされる。

仙台は東北の太平洋側に位置して、冬の時期も雪は降るって言ってもほとんど積もることもなく、たとえ積雪になったとしても2、3日もすれば何事もなかったかのように溶けて無くなってしまうし、最低気温もバカみたいに低くならない。また、夏季でもストーブが欲しくなる、青森などの"やませ"とまではさすがにいかないが、仙台の夏は夏でちょっと肌寒いくらいだったりもする。寒がりで暑がりなしょうもない自分の体質には、仙台の気候が非常に良くマッチしている。

寒暖の差が激しいもはや砂漠の気候に近いコロラド、冬は−40度になりありとあらゆるものが凍り付く極寒の地モンタナ、夏は全てのものがドロドロに溶けてしまうくらい異常な熱さの埼玉と千葉、冬季でも湿度がサウナみたいに高く息苦しく、あらゆるものを紫外線でボロボロにしてしまう日射が殺人的な石垣島、季節が極端で冬と夏しかなく、梅雨の長さと雨の降り方が常軌を逸したクレイジー熊本、と今まで色んなとこに住んできたが、結局生まれ育った仙台に落ち着いた。やっぱり仙台が一番住みやすい!


そんな温暖な気候の住みやすい"仙台"から国道48号線を山を駆け上がるように車を運転すると、お隣の山形県との県境にある「関山峠」あたりから道路の路肩に積雪が見られるようになり、峠を完全に下りきった山形県側は、仙台での今までが嘘だったみたいに、あたり一面“銀世界”になる。

それでも道路のアスファルト部分には積雪が全くない状態で走りやすいからいいが、路肩や民家の軒下にはやばいくらい雪が積もっている。除雪でどんどん積み重なっていったのかもしれないけど、多い所で3m以上ありそうな雪の壁が道路の両脇にそびえ立っている。仙台では到底ありえない光景。


自宅から車で一時間半前後の距離にあって、日本三大渓流の1つに数えられ、全長229kmで1都道府県のみを流れる河川としては国内最長の『最上川』沿いの、北村山郡大石田町も例外なく雪深かった。

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ここらへんは美味しい蕎麦の名産地となっており、14店もの手打ち蕎麦屋がある『大石田そば街道』の一角には、そばを美味しく食べた後の、食後のデザートにぴったりな甘味処もある。


それが豆腐屋さんが作る大石田団子の、横丁とうふ『最上川千本だんご』


あまりにも団子のほうが有名過ぎて、もともとは豆腐屋さんだって言うことをすっかり忘れてしまってたけど… 豆腐も団子に負けずとも劣らず美味しいとういことで評判らしい。

もう4、5回は団子を食べに来ているが、こんなに市街地から離れている割には、いっつも土日は大勢のお客さんで混雑しているくらいの盛況ぶりを見せている。

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お店の中には各種団子はもちろん、他にも厚揚げや湯豆腐もオーダーして食べれるテーブル席があり、屋敷の奥の方には購入した団子を熱いお茶と一緒にゆっくりと堪能できる、座敷もある。

2年ほど前に訪れた時はまだ、松葉つえで生活していたので、座敷でお団子を食べれていた記憶があるが、もう今では、車いすから一度降りてしまったら最後、二度と乗れないんじゃないかと思うくらい病状が悪化している。そういう事情もあり、ホントはゆっくりと座敷で食べたいところだけど、団子をお持ち帰り用に包んでもらって車の中で食べる事にした。

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お品書きの定番団子以外にも、何種類かの焼き団子や、季節限定品のスペシャルなお団子もあり、何を選んでいいか困っちゃうくらいバリエーションに富んでいる。

特に、イチゴが美味しいこの時期限定品の、トップ画像にもある『春いちごだんご』は、スライスされたイチゴと生クリームがあんこの団子にトッピングされており、もはや団子というよりかは創作スイーツ。イチゴとクリーム、そしてあんこの相性が抜群なんだろうなあ〜、絶妙な味わい間違いない!

でも、生クリームを使用しているため日持ちせず、店内お召し上がりのみでの提供となっていたため、悔しいけど、今回は諦めざる終えなかった。この次は絶対食べるけどねっ!

今回も飽きもせず、『ずんだだんご』とくるみが売り切れていたので『ごまだんご』、そしてこしあんのその上に可愛い模様がついた"さくらあん"が乗っかった、これは季節限定品の『さくらだんご』を購入した。

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季節限定品は別だけど、定番のだんごは一本120円~140円とかなりリーズナブルなお値段。

しかも、団子一本に使われている"あん"の量が半端じゃないくらい大量に付着しているので、残さずあんも全部平らげたら、お腹がパンパンになること必至!


仙台出身の自分のお気に入りは言うまでもなく、『ずんだだんご』。

肝心なお餅の部分も、"すぐに固くなってしまうからお早めに召し上がれ"、というだけに当然、モッチモチしてて美味しいが、何よりもその美味しいお餅の存在をかき消すかのようなインパクトがあるのが『ずんだあん』。

仙台で有名なずんだが、ここ山形の地でも食べれる事に驚いただけじゃなく、その味にもびっくりした。

うまいじゃなーいの!、と上から目線での
感想…笑

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子供の頃から慣れ親しんできた『ずんだ』は、お正月やお祝い事があると家庭でも普通に作ってしまうくらいであった。当時は、ミキサーやフードプロセッサーといった今ではあって当たり前なベンリーなキッチングッズを所有していなく、すり鉢で人力で枝豆をすり潰していたので、時々十分に潰れていない枝豆のコリッとした食感があって手作り感がもろに前面に出てしまってた。これぞ"家庭の味"。

そんなずんだまみれの仙台人の自分でも、『千本だんご』のずんだは食べ応えあるし、程よい甘さで、当たり前だけどちゃんと枝豆もすり潰されていて、なんとも言えない上品で繊細な味わい。

まあ、最上川の雪景色を見ながら食べたから、っていうのもあるかもしれないけど……


そば街道もあって、おいしい団子も食べれて、季節折々のフルーツも美味しい果樹王国だし、全ての市町村に温泉がある温泉大国だし、いいとこあげたらホントきりが無い……


もう、山形最高!


でも、住めって言われたらキッパリ、絶対無理!! 観光と移住は全く異なるものだって、石垣に住んでよ〜く身に染みて分かった……(T ^ T)


やっぱり、仙台の方が最高!! イエーイ!!


帰りに余った"あん"を有効利用するために、コンビニでバニラアイスを買って、お家であんをトッピングして美味しく食べた。トーストに塗りつけて食べても美味しいよ!


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久し振りに訪れた、愛子方面にある『錦ヶ丘ヒルサイドモール』

自宅からまあまあ距離があるのと、閉店時間が19時と比較的早く閉まってしまうため、「また今度にしよう」、「また次回ね」、って行きたがるムスメに言い聞かせてたら、いつの間にかに4ヶ月が経っていた。

"モール"とはいっても、かの有名な"三井"や"プレミアム"のアウトレットモールとはだいぶ趣が異なり、どちらかと言ったら地方にあるショッピングモール的な位置付けだと認識しているが、品揃えが豊富な駄菓子屋や激安アウトレット玩具を取り扱うおもちゃ屋さん、キッズランドや水族館まであり、週末にはポニーや小動物とのふれあいイベントや空飛ぶ風船の無料配布なども実施されていて、仙台のどのアウトレットモールよりずぅ〜っと、子供たちにとって嬉しいモールとなっている。

また、自分が通い始めてここ一年の間に、モール入り口に車椅子用スロープを新設したり、ピカピカのレンタル用車椅子が常備されるようになった。そして、今までみたいにごっつい業者搬入用ではなく、ちゃんと来客者用にエレベーターが設置されたりと、バリアフリー対応にもだいぶ力を入れている様子。

もしかしたら、自分が車椅子で頻繁にウロウロするから不憫に思われてバリアフリーにしてくれたのかな? 考えすぎかもしれないけど……体が不自由でも家にこもらないで積極的に外にでて、車椅子でも頑張って生きているんだ! 、障害者用トイレや駐車場もガンガン利用して需要があるんだ!(だから必要性がなければ無闇矢鱈に使わないでねっ!)っていうなんらかのアピールになって、少なからずいい方向に向かっていくキッカケになればいいけど。

まあ、強いて言うなら、広ーいモール内にひとつしかない障害者用トイレを、もっと増やしてほしいなあ…笑。


もちろん、今回もまた、お気に入りの『アクアテラス錦ケ丘』の水族館へ足を運んだが、本当のこと言うと、最近オープンしたての『感性の森』という、自然から遠ざかってしまった子供たちのために豊かな感性を育む、ナラやケヤキなどの数種類の樹木から作った木製の玩具や遊具があるキッズランドに行くことが目的だった。しかし、室内に段差があるなど現時点ではバリアフリーと成っておらず、車椅子非対応とのことだったので、ものすごく楽しみにしていて車の中で終始テンションがマックスだったムスメには申し訳ないけど、入場するのを諦めざる終えなかった。悔しいっ!

前述したように、モール自体はかなりバリアフリーに力を入れているだけに、新しくできたこの『感性の森』はこのご時世だけに、チョット残念な感じだった。子供を遊ばせるためには保護者の付き添いが必須なので、今後簡易でもいいからスロープの設置をするなど、大掛かりでなくて無理のない範囲で、なんらかの車椅子の対応をしてくれるようにお願いした。そうでもしてもらわないと、車椅子の親を持つムスメが可哀想すぎるからねぇ!

まあ、今まで他にも色んな場所で幾度となく、もちろん全然無理のない範囲で、車椅子でも快適に過ごせるように改善して欲しいとお願いしてきたけど、あの『イオンモール』でさえ要望が通ったことがなかったので、正直今回も全然期待してないヨーん ♪(´ε` ) 所詮、民間の企業は強制じゃなくて、努力義務だもんね〜。でも、色んな事情があるのは十分承知しているが、せめて簡易のスロープくらいは用意してほしい。デザインや見た目重視の小洒落た雑貨屋やカフェじゃ諦めがつくけど、そうじゃないからねぇ…

こういった問題は言ってもダメだけど、言わないともっとダメで、障害者だからってなめられようがバカにされようが、とにかくしつこく何回も主張し続けるしかない。まだかろうじて動き回れる車椅子の自分の『使命』と勝手に思ってる。カッコイイー! 健常者じゃ到底解り得ない、障害者だからこそ解ることを訴えまくって気付いてもらうしかない。


さて、またいつもの様に前置きがバカみたいに長くなって、話の主旨が違って来てしまったけど、気を取り直して、いつもの水族館へ、ルーチンワークみたいにGO!

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建物の一階には以前、ペットショップやグッズ売場があったのがキレイさっぱり無くなっていた!どうやらまた色々と試行錯誤してレイアウト変更しているんだなあ⁉︎「今回はどんなサプライズが待っているんだろう?」と期待を胸に、受付を済ませていざ入場して見たら……

そうそう、ここアクアテラス錦ケ丘の水族館は、2015年の7月にオープンして以来、来るたんびに展示されてる動物種やレイアウト、おそらく水族館のコンセプト自体も目まぐるしく変化して、今では当時の原型を殆んど留めていない、と言ったそん時そん時のニーズに臨機応変に対応している、世にも珍しい柔軟性のある水族館である。


そう、それで、入場して見たら…


なんか以前と様子が違う…


そうか! タッチプールにいたカブトガニが居なくなっている!


やっぱり言わんこっちゃない!触られまくって絶滅の危機に瀕していたカブトガニが、とうとう全滅したんじゃなーいの?

と思って周りを見渡したら、部屋の隅っこの小さな水槽で2匹のカブトガニが細々と生き残っていた。よかった、ホッとした。でも、まだ触ってもいいんだ? 可哀想に。もういい加減に引退させてあげたらいいのに…

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んじゃあ、カブトガニが居なくなったタッチプールには何がいるんだろう?

カブトガニが飼われていたときに敷かれていた白い砂の代わりに、目の細かい砂利が敷き詰められて水が新しく張り直されていて、その中を黒っぽい小魚が群れを成して泳いでいる…


結構地味な光景。


フツーに公園にある小川でも覗き込んでるみたい。


全然ワクワクしないし、トキめかない。


しかも、タッチプール内に意味不明な立て看板があるし …

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『NO ASHI!』って? ハイハイ、足を入れるなってことね。でもなんで? わざわざ足を入れる奴なんている?

"ASHI"が日本語のローマ字表記だけど、誰に向けて言ってんのかなあ? 外国人も混乱するわ!…笑。

なーんて、一人で無言で心の中でツッコミを入れていたら…


タッチプールの水の中に手を突っ込んで遊んでいるムスメのその手に、小魚がいっぱい集まってきているじゃないーの!


もしや、うちのムスメも、動物を引き寄せてその生命エネルギーを吸い取る感じのスタンド能力を持っているのか?

いや、単純にムツゴロウさんみたいな感じで、動物とすぐに仲良しになれるのかもしれない!

いずれにせよ、特殊能力…


んなわけないっ!


あ、そういう事ね! チイちゃなお口で啄ばまれて、こちょばゆい、ぞわぞわするやつ。

そう、あの魚、魚のお医者さん、人呼んで『ドクターフィッシュ』!

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そうかあ! ドクターフィッシュって言ったら、通常、手じゃなくて足だもんね。だから立て看板に『NO ASHI!』って書かれていたんだね。でも、"ASHI"はどうかと思うけど…笑。

ってようやく気がついた、感性が欠如している鈍い自分。ムスメより自分の方が『感性の森』で遊んで、その感性を研ぎ澄ませないといけないかも…(~_~;)


しっかし、ほんと訪れるたんびに何かが変わっていて、飽きさせることなく楽しませてくれるよなー。


『アクアテラス錦ケ丘』。


ドクターフィッシュのタッチプールなんて、今までありそうでない様な、痒いとこに手が届く、イカすアイディアだと思う。感心してしまう。

アクアテラスでも以前は、下の写真のように有料(5分で300円だったかな?)だったから、なんか得した気分!

足だったら車椅子の自分には難しいけど、手だからここぞとばかりに、古〜い角質が全部剥ぎ取られツルツルになるくらい、思う存分ドクターフィッシュセラピーを味わったよん ( ´ ▽ ` )ノ

帰る時、手がツルツルになり過ぎて、車椅子漕ぐときのグリップ悪くなって全然前に進まない……涙。


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今年も無事に3月3日のひな祭りを迎えることが出来た。

と言っても、ひな祭りの主役はもちろんムスメであって、クローゼットの最上段に今か今かと一年に一度の晴れ舞台を待ち望んでいる雛人形たちを、力尽くで床に降ろして、1時間以上もかけて人形と付属品の小物をセッティングするのはぜーーんぶ、奧さん。お疲れですぅ。

だから、自分はなーんにも言えた柄じゃない…(^_^;)

しっかし、今のひな人形って、だいぶコンパクトになったよなあ。

ガラスケースに収められていて、箱から取り出すだけで一切のセッティングを必要としないのもあるし…

自分が子供の時なんて、大人の背丈も高さがある7段飾りで、人形も10数体以上もあり、組み立てに半日以上もかかるような大掛かりのもので、せまーい6畳のたたみの部屋が半分くらい占有されてしまう、チョット邪魔になるような存在感ハンパないものだった。

まあ、今でも売っているところもあるんだけど、生活圏内のおもちゃ屋さん売り場ではめっきり見かけなくなった。

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そんなひな祭りの夜に、ちらし寿司でもムスメのために作ってあげようと、約ひと月前から購入を検討していた『すし桶(飯台)』。

ネットで検索しても、気になるものは数千から一万円以上もするものばかりでイマイチお得感が感じられないし、現物を確かめずしての購入も不安だと渋っていたら、気が付けば、ひな祭り当日になっていた。

まあ、すし桶がなくても、いつもみたいにステンレス製のボウルでちらし寿司を作れば問題ないんだけど、一度気になりだしたらどうしても、味気ない金属製のボウルじゃなく、温かみのある木製のすし桶で食べてみたい。


仙台中心部、俗に言う"街"に繰り出してふと立ち寄った、吉本興業に『藤崎マーケット』っていう芸人がいるくらいだから、最近まで全国何処にでもあると信じ込んでいて、仙台人、特に、中高年には切っても切れない地元に深〜く根付いたデパートメントストアの『藤崎』。

その藤崎の4階の家庭用品売り場で、偶然にも昨日から15日まで開催されている、生活雑貨を幅広く取り扱っている『日本橋木屋』 の特別販売会に遭遇した。

しかも、配布されたチラシに特別提供品としてすし桶が掲載されているではないかーーい!

チョット運命めいたものを感じ、10個と数量限定で2割引の特別価格というレア&お得感もあり、まあ、差し迫っていたことも当然あったので、迷わず即購入。

ひな祭り当日だけど、なんとかギリギリ間に合った。

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今回ゲットしたのが、日本橋木屋 の『飯台 木曽さわら 300mm 約4合』。

なんと、樹齢130年以上の信州木曽のサワラ木材を使用しているそうで、そのサワラの木肌が炊きたてのご飯の余分な水分を吸って適度に調整するため、ご飯の本来の旨味と甘味を十二分に引き出し、ツヤツヤで歯ごたえのある美味しいすし飯に仕上がるとの事。また、木曽のサワラは耐酸性も極めて高く、お酢を使用する飯台にはもってこいの木材。

ちなみに、サワラってヒノキ科の常緑針葉樹で、ヒノキと見た目がかなり酷似しているので間違いやすいが、葉っぱの裏側の白い模様を見れば比較的簡単に見分けがつく。両者とも一見似たような樹木だけども、ヒノキは耐朽性に優れ、かつ長期の水湿に耐えて木目が綺麗で香りもいいが、サワラはヒノキほど香りがしなくて、水湿にも比較的耐性があるのでまな板や手桶、米櫃に使われることが多い。

ヒノキほど香りがしないと言っても、段ボールを開けた瞬間、すし桶からヒノキに似た良い香りが漂ってくる。

木目の美しさといい、木のぬくもりといい、香りといい、たまらんねえ。金属製のボールとは比べモノにならない。

また、ピカピカの銅製の枠輪も、使い込むことで10円玉のように鈍い茶褐色に変化していくのを、想像するだけで、枠だけにワクワクする …笑

でも、残念なことに、すぐに使うことが出来ず、使用前にアク抜きをしないといけない!

夜ご飯まで時間がないので開封後すぐに、ご飯を研いだそのとぎ汁に3,4時間、すし桶をつけ置きしてアク抜きをすることにした。

しかもその後、水洗いして日陰干しで十分に乾燥させないといけない…まあ、当然そんな時間はありゃしないけど……

サワラのすし桶、結構手間がかかるんだなって思った。使用後保存するときも、カビが発生しないようにしっかり乾燥させてからじゃないとダメみたい。

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なんとか晩ご飯に間に合って、ひな祭りにちらし寿司を作ることができた!

イクラ、エビ、サーモン、たまご、レンコン、アボガド、スナップエンドウなどが宝石のようにキラキラ散りばめられたその様子に、ムスメも大感激‼️


*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


やっぱり、サワラのすし桶で食べるちらし寿司は、雰囲気もあって、微かに木の香りもして、程よいご飯の水加減で、すごく美味しく感じるね!

次回は手巻き寿司か、あまり一般家庭で聞いたことないけど、しかも握れるか自信ないけど、握り寿司にも挑戦してみたい。ムスメ、喜んでお寿司握るんだろうなあ。


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こどもの言動でよくありがちなことの1つに・・・

『覚えたてのひらがなを、たどたどしく読み始める』。

それ、あるある!


ここ最近急に、文字が読み書きできるようになったムスメ。

昨年の秋頃までは数字さえもイマイチ理解してなかったようで、エレベーターに乗った時の階数の数字の"1"ですらさえ自信がなかったようで、押す前に必ず自分にこれでいいか、って確認してくるくらいだった。


でも、今のムスメは確実に一皮むけたよう。

数字はもとより、テレビの字幕や絵本の文字、ドライブ中に目に入ってきた看板の文字を、ひらがな限定だけど、いつの間にか読めるようになっている!


先日なんて、車に乗っていたら後部座席から……


『や…ま…や…』


っていうムスメの声が聞こえてきたので、なんのことかなあ〜、と思って外をキョロキョロして見たら… 仙台に本社を置くディスカウント リカーショップの「酒のやまや」のことじゃん!

将来、絶対に酒好きになるなあ、こりゃ。オリーブやあたりめ、大好きだし…


そして、つい昨日は、これまたドライブ中に後部座席から……


『さ…か…つ…』


って聞こえてきたので、また外を注意して見てみたら、

前方に、これも仙台を中心に展開して、輸入食品や酒類の豊富な品揃えを有する、スーパーマーケットチェーンの『つかさ屋』があった。

あ、そうね!

漢字はまだ読めないだろうし、ひらがなでも右か左か、どっちから読んでいいのかもわかってないんだもんね〜。

「さかつ」… そりゃそうなるわ!


そうか、でも、「やまや」は右から読んでも左からか読んでも、どっちから読んでも「やまや」だ!


ホントカワイイ。


癒されるぅ!


でも、『やまや』も『つかさ屋』もどっちも美味しいお酒が売ってるのが気になる……


ムスメ、少しずつだけど成長しているんだなあ〜。

嬉しいけど、なんかちょっぴり切なくなる。

こうやっていつか親元を離れていくんだろうなあ。

もう既に、オヤジ臭いから近づくなっ!とかって煙たがられてるし…

大の酒好きになりそうだし、反抗期が直ぐにでもきそうだし、将来が何かと心配…… (´Д` )


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『ALS』という治療法がなく、手の施しようが無い史上最悪の病気に罹患してから、もう5年以上が経過している。

本来なら、5年以内に80%以上の患者が自然寿命を全うして人生に幕を降ろすか、延命措置である人工呼吸器で生き延びている中、自分はまだ、言葉を話すことも自発的に呼吸することもできている。

そう、

『まだできている』





と言ってもできないことの方が多く、できることを挙げていった方が断然早いくらい。


健康だった時の自分は、自分で言うのもなんだけど、"完璧主義"の傾向があり、何かを一度やり始めたら完璧に仕上げないと納得できなかった。(第三者から見たら完璧じゃなかったかもしれないが……)

完璧じゃなければやる価値がない、つまり、『ALL or NOTHING 』。

だから、コップに半分くらい入った水は、自分に言わせれば『まだまだ半分もある』じゃなくて、もちろん、『もうたった半分しかない』。飲む価値がないから残りは捨てて、直ぐにでも新しく水を入れないと、といった端から見たら、もう面倒くさいなあ、って思われるようなどうしようもない性格だった。


でも、病気になってだいぶ変わった。

今現在も少しずつ変わってきている。

病気が進行してあまりにも諦めることが多すぎて、

欲求や煩悩がドンドン無くなってきている。

腹が出てようが、髪が薄くなろうが、 病気で筋肉が萎縮してガリガリになっても、

自分の容姿や世間の目なんて、どうでもよくなってきている。

服装もどうでもいい。羽織ることができればそれでいい。

色んなことが、自分にはどうでもよくなってきている。

「もうこれしか動かなくなってきている」、「もうこんなに出来なくなっている」、と嘆くよりかは、

今の自分は、


『まだできている』


ということに大きな大きな幸せを感じる。

普通の人間なら出来て当たり前のこと1つ1つに、ALSの自分は馬鹿みたいに真剣に向き合わなくてはならず、それがまだできることに、この上ない喜びや安堵を抱く。

どんだけ小さい人間なんだろうって情けなくなる時も多々ある。

健康で不自由なく動ける人を見ると、ものすごく羨ましいし、自分の何億倍も幸せなんだろう、って嫉妬さえも覚えてしまう。


『まだできている』


そのうち、

その言葉が、

『まだ生きている』

に置き換えられる日がくるんだろう……

そうなったら無欲で悟りの境地にでも突入するんだろうか?

でもそれはないか。

なぜならば、

可愛いムスメの成長を見守るために『生きていたい』、っていう“貪欲”があるから……


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毎週水曜日、もしくは木曜日は、自宅から10kmとチョット距離があるけど、イオンタウン仙台泉大沢に行く事にしている。

最近、病気の症状があまり良くなく、車椅子の乗り降りが酷いくらい辛くなってきているので、できるだけお店をハシゴせず、一箇所で全ての用事が済ませられるイオンモールはものすごく助かる。

100円ショップで小物を買ったり、AEONバイクで車椅子のタイヤに空気を入れて貰ったり、マックやモスでコーヒーも飲むことができるし…

ヴィレッジ・ヴァンガードでは面白雑貨を物色したり、カルディでは最近入手が超困難な「海老しおラーメン」を探したりと。

しかも、泉大沢のイオンに限っては『ザ ・ビッグ』というディスカウントスーパーマーケットもあり、品質や賞味期限が心配になってしまうくらいの激安ぶりを見せている。また、毎週水曜日と木曜日は「87円均一祭」もやっていてさらにお得なので、往復のガソリン代を負担しても余裕で元が取れる。

また、イオンタウン仙台泉大沢には『トイザらス』もあるので、特に何か買うわけではないが、必ず立ち寄ってムスメをサンプルのおもちゃで遊ばせてあげる。

今まで何十回と訪れているトイザらスだけど、本当に恐縮しちゃうけどたった1回だけ、気に入って衝動買いしたオモチャがある。

それが、マルカ株式会社が販売元の、『超リアル体感 ブルブルフィッシング』。

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お風呂好きなムスメが、オモチャで楽しそうに遊ぶのを横で微笑ましく見守りながらシャワーを浴びてるときって、1日のうちで一番幸せを感じる時間。

もっと喜ばせてあげたい、屈託のないムスメの笑顔をもっと見たい、と思って、なんかお風呂でも遊べるオモチャがないかなあ、って探していたこともあっての衝動買いだった。しかも、値段が千円ちょっととお手頃価格。

もちろん、釣りができないで溜まりに溜まった欲求をちょっとでも満たせるんじゃないかという、あわよくば、という考えもあったので、ムスメが欲しいというより自分が一番欲しかった。

外箱のデザインもなんか面白そうで興味をそそられる感じだし、何と言っても『超リアル体感』という文字は、実際の釣りが困難な自分には常日頃求めていたもので、たまらなく魅力的に思えた。

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自宅に帰って早速、お風呂に入って買ってきた『ブルブルフィッシング』で遊ぶ事に。

こういう時に限っては、お風呂好きなんだけどお風呂に入るまでがぐずぐずしてなかなか入ってくれないムスメも、自分から率先して服を脱いで先にお風呂で今か今かと待っている。

"ブラックバス"と思われるお魚本体はなかなかのハイクオリティで、本物のバスを上手に再現している。まあ、色はミントグリーンだったりと現実にはありえないけど……でも、そこがカワイイくて逆に良い!

釣り竿も、本物顔負けの、実際にラインを巻き取る事が出来るリールが付いていて、先に付いているルアーに似せた磁石を本物の釣り針に交換すれば、本当に金魚などの小型魚の釣りに使えるんじゃないかと思うくらいの完成度である……うーん、チョット褒めすぎたか。

でも、おもちゃ屋だけでなく実際の釣具店で取り扱いがあるくらいだから、完成度はやっぱり高い。


遊び方は2通りあり、①魚の尻ビレのスイッチを入れず、水面にただ浮かばせて静止している状態での釣りと、②尻ビレにあるスイッチをオンにして、水中(ほとんど沈まないので水面直下)を尾びれをバタバタさせて泳いでる状態での釣り。

②の泳いでいる状態での釣りは、なかなか魚の口の中にルアーという名の磁石を食い付かせる事ができず、しかも、意図的なのか設計上の問題なのか、上顎の外側の部分にも磁石が反応して間違ってくっ付いてしまうので、想像以上に難しく、もどかしささえも覚えてしまう。

ムスメなんて、居ても立っても居られなくなり、終いには素手でお魚を掴んで、無理やり口の中にルアーを放り込むありさま。

もはや釣りじゃなくて、つかみ捕り。

そのくらいもどかしくて難しい方が、本当の釣りの臨場感があっていいんじゃなーい。

しかも、臨場感と言ったら、魚にルアーをくわえさせた時の暴れ方がハンパじゃない!

『ブルブルブルブルッ』と、手に伝わる振動が激しいだけじゃなく、尾びれをバタバタさせる時に発せられる音が、怖いくらい騒々しい。

バタバタ音が、せまーいお風呂中に響き渡って、実際に釣りをしてる時の動揺や緊張感に似た慌ただしさを体感できる。

『迫力の手ごたえ』、『超リアル体感』、とパッケージで謳っているだけはあるね。


でも、ヤッパリ本当の釣りがしたい……

しかも、フライフィッシング。

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※バス用にセットアップしたScott #6 flyrod&Galvan flyreelと自作のポッパーフライ。

ということで、車椅子になってから、もう半分諦めかけていたが、溯ること昨年の夏に、思いきってフライフィッシングに挑戦した。

釣り竿を握る右手は握力が低下してるし、手首もうまく固定することができずブランブランなので、手首用の市販のサポーターで釣り竿と手首をグルグル固定して、釣り竿も極力、短く、細く、軽量のヤマメ用のものをチョイスして、誰でも簡単に釣ることができる"コイ"を、近所にある公園の池でフライフィッシングで釣ることにした。

柵があったり、背後に樹木などの障害物があって竿を振れなかったりと、普通でもフライフィッシングでの釣りは水面にアクセスするのが難しいのに、ましてや車椅子での釣りなんて、もうほとんど不可能に近いと思ったが、幸運にも唯一、一箇所だけ、5mくらいの長さの湾曲した橋の上から水面へのアクセスが可能だった。しかも、ターゲットのコイが数匹、橋の下を泳いでいるのを確認。しかもしかも、サイズが結構デカイし!

フライをくわえさせて、ヒットさせる自信はあったけど、橋の上からどうやって釣ったコイを取り込むかが最大の問題だったが、奥さんもムスメもいるからなんとかなるか、とあまり後先考えず、もう目の前にデーーンと図々しく泳いでいる魚の事しか頭になかった。

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※ボロボロになった熊のプーさんから摘出した化学繊維のはらわたで作ったコイ用パンフライ(画像手前二つ)。一見差ほどパンらしく見えないが、水分を含んで初めて、水でふやけたパンそっくりになる。

チョット邪道な方法になってしまうけど、コイをフライフィッシングで釣るときは、おびき寄せるためにも実際にエサとなる「食パン」を使用する。賞味期限近くで激安になったノーブランドの食パンを、上の写真手前にあるフワフワした綿毛みたいな「フライ」(ルアーみたいな擬似エサ)のサイズくらいに小さくちぎってまき餌して、コイに「白いフワフワしたものは食べれるんだ」って事前に刷り込んでおく。そうでもしないと、雑食でなんでも食べる印象があるコイでも、フライに興味を示さず絶対に口に入れてくれない。

よ〜く考えたら、ちょっとやチョットの邪道さではないよね。だって、実際にエサを魚にあげてるんだから、どっちかって言ったらフライフィッシングじゃなくて、限りなく「エサ釣り」に近い。でも、魚を釣ってその強いヒキを味わって、如何に大きな魚と格闘するかっていう、非常に良い練習にはなる、と自分に言い聞かせて割り切ることにしているけど……


思ったよりコイが神経質になっている上、腕に力が入らず、うまく竿を振れず、フライをコイの鼻先にめがけて投げられないこともあり、まき餌に投げた食パンは食べるが、なかなかフライのほうは見切って食べてくれない。想定外。

その様子を見てあいそをつかしたムスメと奥さんは、公園内を散歩をしに出かけてしまった ……


でも、そういう時に限ってなんだよなあ、釣れるの。いつもそう、よそ見している時もそう。

しつこくしつこく、コイの鼻先にフライをしつこく投げてみたら、「パクっ」と大きな口あけて飲み込んでくれたあ!

すかさず竿を立てて、左手でラインを手繰り寄せようとするも、コイの圧倒的なパワーに力負けし、50mくらい向こうの方に走るように泳がれた。

久しぶりのパワフルな手応え。アメリカでフライフィッシングをやってた頃が蘇ってくるような感覚。

でも、どうしよう? 手繰り寄せても誰も手伝ってくれる人いなーい!


とその瞬間!

サングラスをかけた高校生くらいのバス釣りに来たであろう、若いおにーちゃんが視界に入ってきた。


救世主の登場!


彼の背後に後光が見えたぁああ!


公園内の池の橋の上で、車椅子にのった変なオジさんが、レアなフライフィッシングをしていて、しかも結構大きなコイとファイトしている……その異様な光景に困惑しているのを隠せない様子のおにーちゃんだったが、腕が疲れてきたから代わってと言ったら、フライフィッシングは初めてだったみたいだけど、快く承諾してくれた。

でも、おにーちゃん、フライフィッシング初めてと言ってたけど、興奮してだいぶ取り乱しながらも、上手にラインと釣り竿をコントロールし、でっかいコイと格闘してた。センスあるね。

10分以上経過して、ようやく橋の下まで手繰り寄せてもらったら、今度は自分に交代して、おにーちゃんに橋げたまで、たも網でコイを取り込みに降りてもらった。

自分は魚に触らず傍観していたけど、おにーちゃん、手が魚臭くなったよね、ゴメン。でも、ありがとうね!この恩は決して忘れないよ。

75cmもある、ふっくらしたどでかいコイだった……

ムスメたちがちょうどタイミングよく?帰ってきて、そんなデカイコイを生で目の当たりにして、ムスメ絶句して固まっていたよ。


果たして、今年の夏も釣りに行けるだろうか?

病気が進行して釣りができなくなってたら、『ブルブルフィッシング』で我慢しよっと!

って出来るかっ、おい!

あっあっ、ウソウソ、我慢しますぅ(つい心の声がっ!)

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20代後半から30代半ば頃までの数年間に渡り、千葉県市川市の「行徳」というところに住んでいた。

正確に言うと最寄駅が東京メトロ東西線の"妙典"という駅で、日本橋や大手町などの都心部までわずか25分くらいの距離で、しかも始発電車もあるので、朝の通勤時のいす取りゲームで勝ち残ることができれば、激混みすることで有名な東西線でも座席に座って快適に通勤できた。

しかもしかも、近くにかの有名な『江戸川』が流れていて、徒歩で東京湾が望める河口までブラブラ散歩もする事も。

その「江戸川」に沿うように走る『江戸川サイクリングロード』は、葛西臨海公園を起点とし埼玉県の幸手市付近の関宿城を終点とする全長約65kmの遊歩道で、自転車大好きで身体を鍛える事に関してはストイックでまあまあ「M」な自分には、絶好のトレーニングロードだった。夕方5時頃の散歩感覚でサイクリングするつもりが、結果江戸川の終点までの往復120kmを自転車で完走したり、自宅から葛西臨海公園の終点までの約10kmの距離を、全力猛ダッシュで漕いで10分ちょっとで走破したり、としょっちゅう自転車で江戸川沿いをトレーニングしてた。

また、江戸川はトレーニングロードとしてだけじゃなく、自分にとっては、都内の色々なランドマークに誘ってくれる、いわば「幹線道路」としての意味合いも強く、自転車を漕いで寅さんで有名な葛飾柴又や、東京ディズニーランドがある舞浜(正確には都内じゃないけど)によく遊びに出掛けていた。

今思うともったいない事をしたけど、あんなに近いのにもかかわらず行徳に住んでた数年間、2回ぐらいしかディズニーランドに遊びにいかなかった。でも、メルヘンチックなその雰囲気を味わう事は好きだったので、サイクリングついでに江戸川の河口で、パレードショーで毎晩打ち上げられる花火を見ながら物思いに耽ったり、舞浜駅にあるショッピングモールの『イクスピアリ』に行って決して園内に入場する事はないんだけど、ホント毎週のように、ギリギリ近いところで雰囲気だけを楽しんだりしてた。チョットビンボー臭いけどね。


前書きが恐ろしく長くなったけど……


その『イクスピアリ』には、当時『ピエール・エルメ』というフランス パリの 洋菓子店があった。



そもそも、甘いものに全くもって興味が無かった自分は、千葉の稲毛にある職場で一緒だった全身お菓子で出来ているんじゃないかと思うくらい甘い物好きで、スイーツに超詳しいイケメンの同僚の影響で、スイーツに興味を抱くようになった。

その同僚からよく、イクスピアリにあるピエール・エルメの『サロン・ド・テ』というスイーツのビュッフェに行くという話を聞いて、スイーツの食べ放題って?マカロンってそんなに美味しいの?ピエール・エルメってどんなんだろう?、って興味本位でマカロンを買いに行ったのがピエール・エルメとの初めての出会い。マカロンを始めて口にして、チョコレートでもないクッキーでもないなんとも言えないけど、絶妙なあじわいの食べものに衝撃を覚えたのを記憶してる。


今年のバレンタインに、仙台の三越の特設会場『サロン・デュ・ショコラ』でピエール・エルメが出店していた。

まあ、40歳も過ぎるとバレンタインにチョコレートを貰うというよりかは、普段じゃ値段が高くて全くもって手が出せず食べる事ができない特別で美味しいスイーツを、クリスマスみたいに家族みんなで食べるというスタイルになって、今回はその懐かしの『ピエール・エルメ』のマカロンをみんなで食べる事に。

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アンフィニマン ローズが2個、アンフィニマン ヴァニーユが1個、モガドールが2個と名称が不明だけどバナナ風味のマカロンが1個入った"マカロン6個セット"で、およその値段が2500円と、1個あたり400円以上もするというなんとも高額なスイーツ。

その中でもローズ風味クリームが入った「アンフィニマン ローズ」は、ピンク色を呈していて、いかにもマカロンっていう感じで、自分が一番お気に入りのマカロン。


何と言っても、風味がスゴイ‼️

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口の中に入れた瞬間、ローズの香りが鼻腔を何処までもどこまでも、突き抜けるぅううう‼️

行った事ないし自分には似合ってないけど、パリってこんな感じなんだろうって、勝手にも妄想させてくれるような、優雅で優美で絶妙なあじわい。

コーヒーよりも繊細な味の紅茶が似合うのが何となく分かる気がするぅ。

初めてピエール・エルメのマカロンを口にした時の衝撃が蘇ってくるよう……

チョット大袈裟だけど、本当に美味しいと思う、他のマカロンに比べても……女性なら、もちろん男性でも1度は食べてみたいと思わせる逸品に間違いない。


思い出がいっぱい詰まったイクスピアリのピエール・エルメも、惜しまれつつも2012年に閉店。現在は東京の青山を始めとし、東京都内にほとんどの店舗が集中して展開されている。

仙台にも気軽に購入出来る、贅沢を言えば、店内でお茶できるピエール・エルメの店舗が進出してくるといいんだけどなあ。

ちなみに、ピエール・エルメのケーキの中で人気NO.1で代表作でもある、どでかいローズマカロンとライチをふんだんに使ったケーキ、『イスパハン』(写真下)! 食べ応えあるぅ! あのピエール・エルメさん自身も"一生に一度は食べてもらいたい味覚"と語っているだけあるぅ!美味しいよ。

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旧暦での1年の始まりでもある"立春(2月4日)"から1週間が経過して、徐々に春が近づいてきてるとはいえ、まだまだ凍てつく寒い日が続く毎日。

保育園にムスメを迎えに行った帰りに、運動不足の解消にと思って美味しい空気でも吸い込みながら、青空の下を野鳥でも探しながら、車椅子を漕いでムスメと散歩でもしたいところではあるが、

気温が1桁の中での手袋なしでの車椅子操作は相当きつく、指先がかじかんで握力が低下し、5分ももたない。かと言って、手袋するにも指が曲がったままで真っ直ぐに伸ばすことができないので、誰かの手伝いなしでの装着は不可能。


結局は屋外での散歩を諦めて、寒さとは無縁のモールなどの暖かい屋内でのんびり、コーヒーでも飲みながら、はしゃぎまくるムスメを微笑ましく見守るのが一番!

暖かい春が来るまで、無理しないほうがいいよね!ヘタレな自分だし。


ということで、懲りもせずまた、自宅から車で10分くらいのところにある“泉パークタウンタピオ”へ。

車椅子に乗って初めて分かったことが今まで沢山あるが、その1つに床面・地面の路面状況によって車椅子の漕ぐ負担がかなり違ってくるということ。

タピオとそれに隣接しているアウトレットには、かなりのアップダウンがあり、路面も絨毯で覆われていたり、石畳だったりして、車椅子を漕ぐのに相当な"摩擦抵抗"になり、屋外を散歩しているのと変わらないくらい体力を消耗する。

でも、積雪で外に出られなかった寝たきりだった自分には、逆に好都合。かなりいい運動になる。

更に負荷を高めるために、20kgもあるムスメを膝に乗せて車椅子を漕ぐと、もはや拷問に近い厳しい負荷になるんだけど、ムスメを抱っこできない自分には唯一 のスキンシップの時間でもあるから、どんなに体力的にキツくても精神的には全然まったく苦にならない。

いつまで膝の上に乗ってくれるんだろう?

この先ずーっと乗ってくれるといいなあ。

その為には何としても病気の進行を遅らせないと。

頑張って運動しなくては……

と考えながら車椅子を漕いでると、通りすがりのお茶やさんの前でムスメが、『お餅を食べたい』と駄々をこね始めた。

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仙台に住んでる人なら誰でも知っているであろう、『お茶の井ケ田』の喜久水庵。

仙台に本社を構え、仙台初売りの茶箱の景品で毎年のようにメディアに取り上げられる、有名な老舗のお茶やさん。

ここではお茶の販売の他にも、大福やどら焼きなどの和風スイーツも売られていて、白玉パフェや抹茶フレーバーのソフトクリームなどを、テーブルがあって緑茶と一緒に味わいながら、まったりもできる。

最近ムスメも一人前に、カフェでお茶することの楽しさを理解してきたようで、休憩できるテーブルやソファを見つけるとすかさず、『休憩しようよっ』って言ってくる。

ムスメのお目当ての白玉パフェは、より一層体が冷えてしまうので、なんか温かいものなら食べてもいいと思っていたら…

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見慣れない看板が目に飛び込んできた。


『喜久福しるこ』!


しかも、“タピオ店オリジナル”!

ここでしか食べられない限定品らしい。

限定品にめっぽう弱い自分。


ところで『喜久福』って、言わずと知れた仙台銘菓。

見た目なんのことない普通の大福なんだけど、その中身が凄い!

あんこやずんだの“あん”と、生クリームの2層構造になっていて、その柔らかい食感がもう絶妙でやみつきになる美味しさ!しかも、要冷蔵でキンキンに冷えている、ひんやりスイーツ。

かつては、仙台のお土産と言ったら、カスタードクリームをふんわりしたカステラ生地で包んだ定番のお菓子、『萩の月』を連想したが、似たようなものがどこにでも売られるようになり、オリジナリティを失いかけてきたところに、この『喜久福』がその座を奪うかのようにセンセーショナルに登場!(もちろん、未だに萩の月も美味しいよ!)

よく、アメリカにお土産として持って帰ったり、県外からわざわざ通販で購入していたくらい、ハマっていた頃もあった。

まあ、今ではスイーツが多様化し過ぎて、何が仙台銘菓で、何をお土産として買えばいいかわからなくなってきているけど……

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あったか〜〜いおしるこの中に、あのつめたーーい『喜久福』が入っているなんて、ムスメよりも自分のほうが興味ありあり。

ムスメの「お餅食べたーい」というニーズと自分の「あったかいもの食べたい」のニーズの両方とも満たす、もってこいの食べ物。

嬉しいことに『喜久福』も4種類から選択可能で、大好きな『ずんだ生クリーム』を選べた。

見た目は、白玉が顔を覗かせている至って普通のおしるこのなんだけど、スプーンで底の方をゴッソリすくうと、本当に丸ごと1個、喜久福の大福が入っている!

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喜久福のお餅の部分は、おしるこの熱で半分溶けていてトローリしていて、中のずんだクリームはアイスのように歯ごたえがあってひんやり。

これが美味しくないわけがない。(つまり、めちゃくちゃ美味しいっていうこと!)

まさに、店先に置いてある看板に書いていある通りで、新感覚なおしるこスイーツ!

これ考えた人、ホントすごいと思う。

できる事なら、新たな仙台名物に認定したいくらい。

この『喜久福しるこ』、タピオ店限定の提供だけど、喜久福の大福さえ手に入れば、あとは市販でもいいからおしるこを用意すればいいだけ。

白玉の代わりに喜久福の大福、一個と言わず何個でも好きなだけ入れれば、『贅沢 喜久福しるこ』の完成!

お家でも簡単に楽しめる!

是非おためしあれ‼️

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5年と7ヶ月前に戻りたい。

それより前に戻れば、病気でない、もっと健康体の自分に戻ることもできるが、そうしたらムスメの存在しない過去になる。

ムスメが居ない過去なんて、もはや考えられない。

だから、ムスメが生まれた5年7ヶ月前が限界。


今の自分の意識だけ5年7ヶ月前に戻って、現在になったらまた戻る、それを繰り返し繰り返し、永遠に繰り返す「無限ループ」状態でも構わない。


1分でも1秒でも、過去に戻りたい。


1分でも1秒でも、未来に進みたくない。


過去に戻ることができないなら、せめて、時間が止まって欲しい。


病気がこれ以上進行するのが、耐えられない。

何やっても、病気は無情にも進行していく。

身体をドンドン蝕んでいく。

微塵も容赦してくれない。

止まらない。


時間が止まってくれないなら、せめて、未来に希望の明るい一筋の光を見せて欲しい。

いつかこの病気が完治する日が来て、ムスメと一緒に手を繋いで歩ける日がくると信じたい。


もし流れ星を見たら、『パパの病気が治りますように』ってお願いするんだって。

そんな健気なムスメの願いを、どうか叶えて欲しい。


そして、この世から、1分でも1秒でも早く、ALSで苦しむ人達が居なくなる日が来るのを待ち望んでいる。


早く…


お願いだから。


1分でも1秒でも、早くして……


一生のお願いだから。


Fuck the ALS!


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眩しいほど美しい、若きブラッド・ピットの代表作である『A RIVER RUNS THROUGH IT』(リバー ランズ スルー イット)の舞台となったのが1920年代のモンタナ。

その映画撮影のロケ地の一つに、モンタナ州ボーズマンを流れるトラウトフィッシングで有名な川、「Gallatin River」(ギャラティン リバー)がある。

劇中のシーンで、大きな岩の上に立って華麗に弧を描いてフライフィッシングをする場面があるが、実際にギャラティン リバーに行くと、その岩を見ることができ、あたかも映画の主人公ブラッド・ピットになった気分になれるという。

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その「ギャラティン リバー」の支流にあたる川で、近隣のダウンタウンで自身が通った大学のあるボーズマンから、車で15分ほどのところに『East Gallatin River』(イースト ギャラティン リバー)がある。

そもそも、モンタナ州はフライフィッシングの聖地とも呼ばれ、豊かな自然に育まれた野生の、しかも大型のレインボートラウトやブラウントラウトが釣れることで有名。アメリカでフライフィッシングをやったことがある人なら誰でも憧れる地であり、最終到着地点でもある。

自分もコロラドでフライフィッシングを始め、ずっと憧れであった聖地モンタナに、学校を編入してまでフライフィッシングのためだけに移り住んだ一人。

でも、そんなフライフィッシングの聖地のモンタナだけど、誰でも簡単にでっかい魚が釣れるとは限らない。大勢の釣り人たちが州の内外だけじゃなく、日本などの海外からもモンタナの地を訪れているため、魚たちが神経質になり人間を警戒してしまう、"スレた" 状態に陥ってしまい、かなり難しい、チャレンジングな釣りになっている。

コロラドで場数を踏んである程度釣りに自信があった自分でも、そこそこのサイズのトラウトは釣ることが出来ていたが、大台の20inch(50cm)オーバーのトロフィーサイズの魚は、21inchがそれまでの最大で、片手で数えられる程しか釣り上げることが出来てなかった。

なんとかして、日本に帰国する前に、記憶に残るでっかい一匹を釣り上げたいと思って、地図を見て探し当てた『East Gallatin River』(イースト ギャラティン リバー)に、アメリカでのフライフィッシング人生のすべてをかけて、2月の真冬も真冬、気温も氷点下15℃の中、学校帰りに通い続けることに。

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冬季の釣りは、凍てつく寒さで最大でも3時間程しか釣りをすることができないといった過酷なものだけど、その反面、餌となる水生生物の活性が落ちるため、魚がお腹を空かせていることが多く、夏の間あんなに警戒心が強かったデッカイトラウトも、いとも簡単に釣れてしまったりするので、自分には絶好の釣りシーズンだった。

その『イースト ギャラティン リバー 』は、ボーズマンの東1.6kmを始点とし、隣町のマンハッタンの3.7km北で本流の、あの「ギャラティン リバー」と合流する、全長68kmの比較的川幅が狭い、こじんまりとした河川である。

立地がダウンタウンから凄く近いのにも関わらず、知名度は高くない上、川自体が私有地である農地の中を縫うように流れているため、ちょっとでも川から出て岸を歩くと不法侵入になる。そのためか、釣り人は少なく、比較的魚がすれていないという、知る人ぞ知る最高の釣りスポットだった。

しかも、温泉水が流れ込んでいるのか、川幅が3〜5mと狭いにも関わらず厳冬期でも川面が完全に凍ることがなく、冬でも餌となる水生生物が十分摂取できるため、魚が大きく育っている。

ただ、冬場の川は渇水気味で川の水深は膝下と浅く、川が湾曲して流れが澱んで深くなっている、いわゆる「プール」にしか魚が生息できない状態なので、ある意味自然の釣り堀みたいになって、若干釣りの醍醐味に欠ける。

その釣り堀のプールには、本当に異常なくらいに魚が溜まっており、平均40cm前後、最大48cmのサイズの大きいトラウトが、2,3時間で20匹近くも釣れることがあった。

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絶対に、もっとサイズの大きな、川のぬし的なトラウトがこのプールには住み着いている、と確信するのに時間はかからなかった。


時には、猟銃を持った土地の所有者に威嚇されたり……

時には、ハンティングで銃声が響き渡る中、怯えながらも身を低くして釣竿を振ったり……

時には、あのアメリカの象徴の鳥「ハクトウワシ」がすぐ近くで餌を捕食しているのを目撃して興奮したり…

またある時には、大型犬並みの大きさのビーバーの死骸を目の当たりにして、野生動物のもつ迫力に圧倒されながらも……


通い続けること1週間、辺りが薄暗くなって日が暮れようとしていた午後6時過ぎ、その時はついにやってきた……


今までとは比べ物にならない強い引きで、釣り竿があり得ないくらい「ぐにゃっ」、と今にも聞こえてきそうなくらい弓なりにしなった。

一瞬、川底に沈んでいる流木でも引っかかったのかとも思ったが、直ぐに、魚のものだと理解した。

駐車場2台分くらいの面積しかないプールは、その上流下流とも川底が見えるほど浅い水深になっているため、魚にとったら逃げ場がないから自分には都合がいい。


勝算はある!


逃がすもんか!


映画のなかのブラッド・ピットのように川の中に引きずり込まれても、なにがなんでも釣り上げてみせる!


もう、心臓は、何本も100mをダッシュしてるかのうように、破裂しそうにバックバク。気絶してもおかしくない。

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釣りのラインが細い上に、その先に付いている淡水エビの”スカッド“に似せて作ったフライも、小豆大の極小サイズなので、めいいっぱいの力で闘いたいが、そうもいかない。ラインが切れたり、針が外れてバレてしまう恐れが。

今までに学んだ、経験したことの全てを振り絞って、全神経をロッドとラインのコントロールに注いで、慎重に慎重に慎重に、格闘し続けた……


すると、30分以上経過してようやく、力尽きた魚が姿を見せはじめた。


目を疑った。


ま、マジ、デカイ!!


自分史上、今までで一番大きい!


なんとかして、プールの下流の浅瀬に引きずり込むことに成功!

最後は、釣竿そっちのけで走り寄って、腕で抱き抱えるようにして安全な岸へと魚を放り投げた。

その慌てようと言ったら、恥ずかしくて他人に見せられないくらい。


石がゴロゴロしている岸辺で、バッタンバッタン暴れている奴は、アゴがしゃくれた鮭みたいなブラウントラウトだった。

興奮と緊張で震えが止まらない手で、メジャーを使ってサイズを測ったところ、な、なんと、26インチ(65cm)もあった‼️



よっしゃあああああああああああああああぁああああぁぁああぁ‼️


o(^o^)oo(^▽^)o(≧∇≦*)♪(´ε` )\(^o^)/(^_^)v



土地の所有者に撃ち殺されるか心配だったが、遠くまで響き渡る大声で叫びまくった。

もう、釣りする目的を失うくらいのサイズ、これ以上大きいサイズはもう釣れないだろうと思うくらい。(でも実際、この数ヶ月後にビーバーヘッドリバーで、これより大きなレインボートラウトをヒットさせたが、川の流れに押し流されて針が外れてしまった…)

こういう時に限って、カメラを持ってきてないんだもんな。

悔やんでも悔やみきれないが、貴重な瞬間を写真に残せず、頭の中に記憶として残っているだけ。


イースト ギャラティン リバー……

時を超越して、決して忘れられない記憶として自分の中を、今この瞬間もゆっくりと、途切れることなく流れている。

自分にとっての『A River Runs Through It.』。



ちなみに、実際の川の様子は、上の動画の感じになります。

どう? 

釣りたくなってきたでしょ?

大きいトラウトがどこかに潜んでると思うと、おら、わくわくすっぞ!(笑)


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チョット前の先月の話になるけど、仙台にある泉パークタウン タピオに期間限定で出店していた『good day for you 六本木』というチーズケーキのお店があった。

平日の保育園お迎えの帰りに、その"タピオ"に立ち寄って、夕飯のデザートになんかスイーツでも買って帰ろうと「メゾンカイザー」にパンでも買いに行こうとしたら、

店舗前の1階イベントスペースに、冷蔵ショーケースにケーキかお菓子を販売している出店的なものが目に入ってきたので、取り敢えずこっちを先に立ち寄ってみることにした。

メゾンカイザーのパンはメチャクチャ美味しいんだけども、パンを2,3個買うだけで支払いが千円以上になることもあり、結構な出費だったり…ポイントカードのポイントを貯めるためにも、いっつもパンを買って帰ってたので、正直、ちょっとマンネリ気味になっていた。

こういう所で期間限定で出店しているお店って、ある程度美味しいから「売れる」という確信があって、満を持して出店しているんだろうなって勝手に推測。


そのお店で、ホールのチーズケーキが一番の押しだって言うことは、店頭に表記されていた『的場浩司もオススメのチーズケーキ!』という文言で一目でわかった。

「テレビ番組◯◯◯で紹介されました!」、とかよく見かけるんだけど、結構疑いもなく、素直に信じてしまう自分。

しかも、スイーツ男子で名を馳せた、あのコワモテで、昭和の時代の「THE 不良!」のような端正な顔立ちのナイスガイが言っているんだから、これはもう間違いないだろうと信じて即購入。

『THE チーズ & チーズ』は税込1,595円もして、結果、メゾンカイザーでパンを数個買うのと変わらなくなってしまった……( ;´Д`)

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因みにこの『THE チーズ & チーズ ケーキ』、添加物等は一切使われておらず、チーズの含有率が70%以上もあるという濃厚さとホームメイドが自慢。原価割れするほど大量のクリームチーズを使用するため、実際に、採算が取れずに開店して最初の1年で販売を断念したんだって。今は復活したけど。


さあて、気になるお味はというと…


期待を裏切ることなく、濃厚で美味しい…

チーズ含有率70%だけあって、チーズの風味がすごくする…

切った時の断面を見てもわかるように、カッチカチの上腕二頭筋ならずチーズケーキで、もはやチーズそのものといった感じ。

赤ワインによく合いそう。


んでも、どっかで食べたことある味に似ているんだよなあ〜。


そうだ!うちの奥さんが作る、十八番のチーズケーキになんか似ている!

だから、いまいち真新しさや感動が無かったのかっ…!


、といっても、市販のクリームチーズなどの材料を使用するので、完全無添加とまではいかないけど、チーズの風味や濃厚さからくる生地の固さは、どことなく似ている。

それもそのはずで、奥さんが留学中にに教わった、本場アメリカのレシピでチーズケーキを作っているからねぇ!

ステラおばさんのクッキーみたいな、心温まる家庭の味!? なんか特別なホームメイド チーズケーキ!? もしかしたら代々伝わる秘伝のレシピかも!?


……と15年くらいずっと信じていたら、ついさっき、奥さんに聞いてみたところ……


な、なんと!


ステラおばさんじゃあなかった!

あまり料理しないホストファミリーのおばさんが、暇だからお菓子でも一緒に作ろうかっていう軽いノリで、本屋さんで買った何処にでもある至って普通のレシピ本をパラパラめくっていたら、偶然見つけたチーズケーキが美味しそうだったので、作ってみることにしたんだって。その時のレシピを、ただメモってきただけだってええぇぇぇ!


ま、マジっ! Σ(゚д゚lll)

あちゃー! ((((;゚Д゚)))))))


あまりにも美味しくて、過去に職場のみんなに、ニューヨークスタイル チーズケーキとかホームメイドの味とか言って、ドヤ顔しながら配ったりしたのに………

レシピ本にのってた普通のチーズケーキだったなんて……

まあ、それでも、めちゃ美味しいからいいんだけどね!


久し振りに奥さんが作ってくれたので、ある意味秘伝のレシピを惜しみなく、でもザックリ公開。


【材料】

《クラスト》
●バター 1/2カップ
●砂糖1/4カップ
●薄力粉 1カップ
●バニラエッセンス 適量

《フィリング》
●フィラデルフィアクリームチーズ 4パック
●DARS ホワイトチョコレート 8パック
●卵 4個
●砂糖 1/2カップ
●バニラエッセンス 適量

量が多過ぎるため、今回は上記の材料の半分で作った。ザックリした作り方は以下の通り。

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❶予めオーブンを160度に温めておく。
❷土台になるクラスト部分を作るため、バター、砂糖をハンドミキサーでクリーム状になるまで混ぜる。
❸バニラエッセンスを加え、薄力粉を少しずつ入れながらサクッと混ぜる。

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❹底の部分が取り外そ可能な型に❸でできたクラストを敷き詰め、25分間ほどオーブンで加熱して、表面がキツネ色になればOK。

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❺クリームチーズ、砂糖をハンドミキサーでよく混ぜ合わせ、卵を1個ずつ入れ、更によく混ぜる。
❻ドロドロに湯せんしたホワイトチョコレートを加えてよく混ぜ、バニラエッセンスを加えたら❹のこんがり焼けたクラストに流し入れる。

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❼55分ほどオーブンで焼いたら、4時間から一晩冷蔵庫で冷やしてカッチカチにするとできあがり!



暫く振りに食べた奥さん手作りのチーズケーキも、負けじと美味しかったけど、よーく考えたら、材料代だけでも千五百円近くはすることがわかった!

これでもかって言うくらい、大量のクリームチーズを使っているからね〜

想像以上にコストが掛かっている……そして、カロリーも気になるところ。


そりゃ、『THE チーズ & チーズケーキ』も採算取れずに、1年で販売辞めてしまうわ!

そんなコスト度外視で作ったであろうチーズケーキが1,595円で食べれるって、実は、だいぶお得なのかもしれない…

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先日、みんからのブログ『TAD×ESQUIRE』に載せるため、過去に所有していた愛車の写真を探していたら、懐かしいものを見つけた。

今から17年前の2000年に、モンタナ州から遥々訪れた、アメリカでインディ500についで2番目に歴史のある人気のレースの『Pikes Peak International Hill Climb』(パイクスピーク インターナショナル ヒルクライム)を撮影した希少な写真数枚である。

当時は、携帯も所有してなく、デジカメもほとんど普及してなかったので、もっぱら写真は、使い捨てカメラの「写ルンです」とか電池駆動するフィルムカメラで撮影していた。

その為、フィルム代や現像代を気にして、今みたいにスマホで無駄に写真を撮りまくることが容易に出来なかった。ものすごく後悔しているけど、自分史上一番でっかい魚を釣ったり、超有名で人気の観光スポットに行っても、その写真はほとんど残っておらず、貴重な思い出は頭の中に記憶として残っているだけ。

そんなパイクスピーク ヒルクライムの希少な写真を、文章とともに古き良きアメリカの思い出としてブログに残したかったので、写真をプリンターでスキャンしてパソコンに取り込んだ。だいぶ画質が粗く、ところどころ色褪せている感じだったけど、自分の記憶の中では今でもくっきり、色鮮やかに鮮明に、あの時のことを覚えている。

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『Pikes Peak』(パイクスピーク)は、コロラド州のロッキー山脈東端に位置し、最寄りのダウンタウンの「コロラドスプリングス」から車で16km、すぐのところにある。

フォートコリンズにあるコロラド州立大学に通っていた時は、どちらかと言えば車よりもフライフィッシングの方に重きを置いていた為、ホントにしょっちゅう、コロラドスプリングスを経由してパイクスピークの脇を通過して、その先にある絶好の釣りスポットに行っていたが、残念なことにコロラド時代の4年間、一度もレースを見に行くことはなかった。って言うか、おそらくレース自体の存在を知らなかったと思う…

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パイクスピークのヒルクライムレースは、1916年から毎年独立記念日の7月4日前後に開催されており、昨年の2016年のレースで100周年を迎えた。スタート地点の標高は2,862mあり、ゴール地点となる頂上の標高が4,301mとなるので、実に標高差1,439m、走行距離約20km、156ものコーナーを一気に駆け上るという過酷なレースである。その様子から、上の写真にある当時の入場チケットにもあるよう、『Race to the Clouds』(雲に向かって突っ走るレース)とも呼ばれている。

しかっし、過酷なレースだよなあ、ホント。路面がダートな上に平らじゃなく急な上り坂だし、標高差が1キロ以上あるから気温差や気圧差が著しいし、酸素濃度もだんだん薄くなるからエンジンに負担が掛かるし、天候も下界と頂上では変わってくるだろうし……とにかく凄すぎる!


さて、そのヒルクライムレースに大学の時の友人とモンタナ州のボーズマンから、カウボーイで有名だけど何もないワイオミング州を経由して、コロラド州のコロラドスプリングスまで約1,300kmを運転しレース前日に到着した。

到着してすぐに、試しに車でスタート地点から頂上のゴールまで運転してみたが、道路は舗装されていなく赤土のグラベルロードで(未舗装路の土が周辺環境に悪影響を及ぼすため、2012年に全コースが舗装された)ガードレールなどは設置されてなく、チョットでもよそ見運転でもしようものならば、崖下にまっ逆さまに落ちそうなくらいで、ものすごく怖かった。

しかも、山の麓の下界は、7月ということもあり夏真っ盛りであっついのに、パイクスピークのゴール地点の頂上は、半袖ではメチャクチャ寒くて、雪が所々にまだ残っていた。それもその筈、頂上付近の標高は、富士山のそれ(3,776m)より断然高いからね〜。


注)動画再生時、急に音が鳴るので、予めマナーモードか音量を低くしてから観てね!

レース前日の夜は、コロラドスプリングスのモーテルに宿泊して、翌朝の4時からゲートが開いて入場出来るとのことだったので、早起きしてレース場に向かうことにした。

スタート地点近くの駐車場に車を停め少し歩くとすぐ、レースの出番を今か今かと待っているフルチューンされたド派手なレースカーが、自分たちを迎えてくれた。

ダッジのトラック、シボレー カマロ 、キャデラック STS などのマッチョなアメ車を始めとし、ポルシェをベースとしたコンプリートカーの「RUF」、日本車である三菱 ランサーエボリューションや、著名なモンスター田嶋のスズキ カルタスなどなど…

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特に、この記事のトップ画像の『SUBARU IMPREZA 22B-STi version』は、アメリカでは販売されていなく、日本でも400台の限定販売で、1台500万円もするのにたった2日で完売したという、伝説の名車だった。しかも、レース用にフルチューンされた逸品。同じSUBARU車を弄っていた当時の自分には、もう、恐れ多い神がかった存在。そんな『神』を目の前にして、吐きそうなくらい感激し、死ぬほど興奮した。

レースを観戦するのに、駐車場から上の方目指して結構歩いて、良さげなコーナーを見つけたので、うまい具合に、レースカーがコーナーで砂けむりを上げて豪快にドリフトするのを見れるのかと思いきや……

自分にとったら、そこそこキツイR(アール)のカーブだったのに、砂けむりなんてほとんど上げず、直線並みにアクセル全開で、何事もなかったように通り過ぎていく車がほとんどだった……失敗 ( ;´Д`)

レースカーとプロドライバーを甘く見てた。もうちょっと、急なヘアピンカーブみたいな所で観戦すべきだったなあ、と後悔先に立たず。

でも、猛スピードで、しかも、エンジンが爆発しているんじゃないの?っていうくらい爆音を轟かせながらゴールを目指して駆け登っていく様は、実際にレースを観戦している人しか味わえない、凄まじい迫力だった!それだけでも見る価値が十二分にあったから良かった。

あまり車に詳しくない友人でさえ、レースの雰囲気と迫力に圧倒され、楽しそうに過ごしてたよ。

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脳裏に焼き付いて、死ぬまで忘れることが出来ない、古き良き思い出だったなあ。

ホント、いい思い出。

今の自分は、過去の思い出を糧に生きている。

過去があっての自分という人間。

この先待っている暗黒な未来を案ずるよりかは、楽しかった過去を思い出していたほうが一億倍マシ。

まさに、死の直前の走馬燈のように過去を思い出す感じに近い。

でも、本当は、思い出に浸るだけじゃなく、またいつの日か行ける日が来るといいんだけどなあ、とは想っている。

ダートと違って舗装路になったコースでのヒルクライムレースも、また一味違っていいんだろうなぁ〜 笑

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全人類が避けて通る事ができな絶対的存在の「リカちゃん」。

そんなリカちゃんを存分に楽しめるテーマパークが、宮城の隣県、福島にある。

それが『リカちゃんキャッスル』。恐れ多くもリカちゃんの聖地。





前回からの続き……リカちゃんキャッスルの2階にある「リカちゃんミュージアム」を惜しみながら後にすると、すぐに、ファクトリーの見学ゾーンに突入する。

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そこでは、1階の工場エリアで、実際にリカちゃんやジェニーが作られている様子を見学する事ができる。

駐車場が一杯で、リカちゃんキャッスルの裏側に廻って車を停めたんだけど、表はあんなにファンタシーな装いなのに対して、裏はまるっきり工場だったのを目の当たりにして、現実に引き戻されたようでチョッピリ切なくなった。まあ、元々は、今でもだけど、ガチの工場だもんなあ。

時期によっては作業が行われていない場合があるみたいだけど、運良く、エプロン姿のお姉さま達が黙々とリカちゃん達の顔を、手作業で描いていた。

てっきり、ロボットか機械で顔を描いているんだと思ったら、1つ1つ手作業で行っていたなんて、正直驚いた。よく見ると、一体一体リカちゃんの目や唇の彩色が異なってて、全体の顔つきが微妙に違うんだよね。それぞれ個性がある感じ。

そして朗報!あのエプロン姿のお姉さま達が、一筆一筆心を込めて魂が吹き込まれたリカちゃん達を、同じく2階にある『お人形教室』でゲットできる!もちろん有料だけど。

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『お人形教室』だからと言って、特に何か教わるとかではなく、購入したリカちゃん本体やドレス、小物を、テーブルに座ってその場で開封、実際に着せてドレスアップして遊ぶことができる。

何故に「教室」というのかわからないけど、おそらく工場見学の後の「お人形売り場」などというネーミングだと、子供たちの夢を少なからず壊してしまうからなんだと思う。どこそかの工場見学終了後のお土産売り場みたいな感じだと、魂胆見え見えで、ちょっとヤラシイ感じだからね。

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お人形は大きく分けて2種類あり、2400円税別「スタンダードリカちゃん」と3400円税別の「スペシャルリカちゃん」から選択可能。

「スタンダード」と「スペシャル」の大きな違いは、スペシャルリカちゃんの方がスペシャルだけあって、アフロやポニーテールなどヘアスタイルにひとひねりが見られ、種類も豊富。ドレスも豪華な仕様になっている。千円余計に払う価値があるかは、その人の価値観次第…かも。

さて、そのオリジナルリカちゃんを作る手順は……

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❶ まず、「スタンダード」と「スペシャル」のリカちゃんから、お気に入りのリカちゃんを選ぶ。

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❷次に、好きなドレスを選んでね!

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❸最後に、帽子や靴などの小物セットを選ぶだけ。

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といった具合で、至って簡単。

作るというよりかは、むしろ、いつもみたいに着せ替えする感じと何ら変わりがない。

うちのムスメは、「スペシャルリカちゃん」の売り場に最後の一個だけになっていた、赤毛のショートボブのリカちゃんを選択し、それに合わせて赤のドレスに、赤の帽子、カーキ色の靴、コームとピアスが入った小物セットでコーディネイト。

実は、自分がトイレでのんびりしている最中に、黒髪ロングヘアのスタンダードリカちゃんをもう既に購入してしまっていたが、せっかく遠くまで来たのだから、もっとオリジナル溢れる髪色の方がいいかと思い、思い切ってもう一体、赤毛のリカちゃんも追加で購入することになった。

だいぶ無駄使いしちゃったけど、ムスメも大喜びで大満足だったから、良しとしよう〜 笑

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※モザイクで表情が伝わらないけど、満面の笑み…じゃなく、ドヤ顔! 笑

ちなみに、リカちゃんキャッスルの詳細はというと…


【営業時間】10:00〜16:00
※最終入館が15:30となっているので、お早めに!

【定休日】月曜日

【一般料金】大人(高校生以上): 800円税込、 2歳以上中学生 : 600円税込

【障害者割引】本人のみ半額

【その他】エレベーターあり。ハンディキャップ用トイレが2階にあるが、中にでっかいベビーベッドがオムツ変え用として置いてあるので、狭くて車椅子での移動は苦労する。

また、リカちゃんキャッスルのホームページに、入場料が10%割引になるクーポンがあるので、事前にプリントアウトして、住所や簡単なアンケートを記入して用意しておくと良いことを、家に着いてから知ったので時すでに遅し……(T . T)


最後に、サンタさんからもらったファミリーカーに、元々うちにあるリカちゃん達と、今回購入した新顔二人を乗せて、乗車定員いっぱいいっぱいで記念撮影!(写真下)

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※よい子はまねしないで、ちゃんと座ってシートベルトするんだよ!

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※リカちゃんミュージアム内に展示されている、2.4ct.のダイアモンドとK18WGで装飾された限定100体の、「100万円ダイアモンドスペシャルリカちゃん!」


昨年のクリスマスに、サンタさんからリカちゃんのショッピングモールやファミリーカーを貰って、ますますリカちゃんにハマってきているムスメ。

そんな時にふと思い出したのが、福島にあるリカちゃんのテーマパーク、『リカちゃん キャッスル』。

もっとムスメを喜ばせてあげたいの一心で、生活パターンが完全夜型になってしまった自分であったが、眠い目を擦りながら何とか朝早めに起きて、アップダウンが激しいから大っ嫌いな東北自動車道を安全運転で……いざ参らん、リカちゃん城へ!

仙台から高速で約150km、2時間半に渡って運転し、常磐自動車道の福島県田村郡にある小野ICで降りると、周りに特にこれといったものがない片田舎にそびえ立つ、おとぎ話に出てきそうなお城がある。

その『リカちゃんキャッスル』は、元々は玩具メーカーの旧「株式会社 タカラ」の福島工場であり、主にリカちゃんやジェニーを製造していたのが、1993年に工場見学と歴代製品の展示に特化したオープンファクトリーとして装いを新たにスタートした。


あいにく天気が曇りだったので、メルヘンチックなお城というよりかは、どことなく訳ありな、なんか邪悪なものを感じる洋館みたいに見えるような気がする。

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中に入ると、先ほどの怪しげな洋館のイメージとは打って変わって、子供たちが喜びそうなメルヘンチックなかわいい内装になっていた。まあ、当然だけど。

1階には受付の他に、リカちゃんのオリジナルグッズが買える「リカちゃんショップ」、有料の「トミカ・プラレール コーナー」、無料で遊べる「おままごとコーナー」などがあり、子供から大人まで無料でレンタルできる、「リカちゃんのなりきりドレス」も用意されている。

そのドレスは、サイズが80cmから160cmまであり、デザインも豊富で、自由に着替えて色んなドレスを何回でも試着できる。しかも、館内をドレスを着たままで移動しても構わないとのこと。

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早速、うちのムスメもドレスをレンタル。

お姫様っぽいのを選ぶのかと思いきや、な、なんと、オリエンタルなセクシーチャイナドレスをチョイス!

おいおーい、ここ、ブリブリのカワイイお姫様ドレスを選ぶところでしょっ! お城なんだし…


ドレスに着替えて準備が整ったので、いざ、2階へ!ちなみに、男性はドレスに着替えちゃダメだって、捕まるよっ。

まず、デザイナーによって作成された一点もののドレスを着用したリカちゃんやジェニーが展示されている、『リカちゃんキャッスル ギャラリー』から。

そういえば、「リカちゃん」と「ジェニー」の区別がつかないんだけど、これって女の子や女子ならみんな普通に区別がつくのかな?

40代のオッサンには未知の領域。

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モダンな服装や純和風な着物だったり、カジュアルな普段着からパーティーに着るドレスだったり、多種多様な服を身に纏ってるリカちゃん達が、博物館ばりのガラスケースに大切に仕舞われてる。

この世に二つと無い、一点ものならではのVIP待遇のリカちゃん達。

さぞかし大喜びだろうよ…


次は、ギャラリーを移動して「リカちゃんミュージアム」へ。

ここでは、1967年に最初に製造された初代リカちゃんから現代に至る迄の、歴代のリカちゃん達が展示され、その生い立ちや歴史を知ることが出来る。

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今の子供達はあまり興味がないかもしれないが、幼い頃にリカちゃんで遊んだ経験のある大人の女性にとったら、懐かしく思えて楽しいと思う、絶対に!

自分は当然、リカちゃんを所有していた事も、遊んだ事もなかったけど、そんな男の目線からでも、歴代リカちゃんの展示はすごく興味深くて面白かったあ!

余談だけど、過去にアルバイトでリサイクルショップの出張買取りをやった経験があり、時折、古いお屋敷みたいなところにある屋根裏部屋や蔵の中から、「なんでも鑑定団」に出せるんじゃないかと思うくらいの、骨董品や古~い昭和のオモチャが出てきたことがあった。宝探ししているみたいで物凄く興奮したのを覚えている。そん時からオモチャを始め、年季の入った物の魅力に価値を見出すようになった。

なので、昭和42年に製造された50年物の初代のリカちゃんなんて、自分にはすこぶる魅力的に見える。

現代にはない、その時代特有の魅力を通り越して、もはや人形だけに「魔力」さえも感じられ、50年もの月日が経って古いのに、今の時代には絶対ないデザインやアイディアが逆に斬新というか……

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リカちゃんが初代から2代目、3代目と代を重ねるたびに魅力が薄れていく感じがするのは自分だけかなあ?

今の子供達はどうなんだろうねえ。

ものが新しければ新しいほど、魅力を感じるのかな……


dtvで、自分が子供の頃映画館で見て衝撃を受けた名作中の名作の、「グーニーズ」や「グレムリン」が配信されていたので、試しにムスメに見せてみた。

画像も不鮮明で見にくいし、ピクサーやディズニー映画のような子供が好きそうなファンタシーな演出や凝ったCGとかなさそうだから、途中で飽きて見るのやめるんだろうなあ、と思いきや……

意外なことに、ムスメに大うけだった。しかも一回だけじゃもの足らず、何回も何回も再生して見ている!

しまいには、グレムリンのグッズ欲しさに、ちょっと前にグレムリングッズが売られていた「niko and …」(未だになんて呼ぶかわからないけど)にムスメを連れて行くまでに!

子供の感性は正直だね。

古くても良いものは良い。古いものだからこそ、より一層輝きを増すのかもしれない。

ムスメも、もしかしたら古い初期型リカちゃんのほうが気に入るかも!?


次回、遂にオリジナルリカちゃんを作る!

〈後編に続く…〉

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不覚にも20代の大半を海外で過ごしてしまったうえに、多い時で1年に2回も日本に帰国していただけあって、空港の利用頻度は比較的多かった。

自分にとってその『空港』は特別な場所。

習慣や文化・環境が、そこを境にしてガラリと変わってしまったりする。

家族や仲間との別れの場所でもあり、再開の場所でもある。

哀しかったり、切なかったり、嬉しかったり、ドキドキしたり、胸を躍らせたり、緊張したり、と色んな感情を抱いてきた、これからもそうであろう、そんな感慨深いところ。





仙台空港は位置的には、もはや仙台市内ではなく隣の名取市にあるが、ドライブにはちょうど良い距離(およそ20km)なので時折ふらっと遊びに行く。

なんか空港行くの、楽しみなんだよなあ〜 。ムスメもこの時ばかりは、テンションがリミッターを超してマックスで高くなる。

まさに、空港マジック。

先日ローカル番組で、仙台空港の屋上展望台で開催されているイリュミネーションが紹介されていた。

そう、今回の空港訪問のお目当ては、屋上展望デッキ にある『ジュエリー イリュミネーション』。

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昨年も開催され、人気を集めていたイリュミネーションが、今年はさらにパワーアップ!したそう。

確かに、昨年よりかはなんか、派手で凝った装いになっている感じを受ける…

エレベーターで屋上階にある展望デッキに登り、外に出て間もなく、イリュミネーションのトンネルがある。センサーが人間の動きを感知すると一斉に明かりが灯る仕組みになっている。

なんも知らないでそこを通過しようとして、いきなり、「パアッ」っと明るく華やかに点灯するさまに、ムスメも一瞬は驚いて立ち止まるが、すぐにまた大はしゃぎで走り始め、どっか目の届かないところに行ってしまう………心配。

ここ最近、身体が不自由な自分とは反比例して、ムスメの行動範囲がグーーンと広がり、一瞬でも目を離すとその隙に、自分の視界から消えていなくなる。いっくら呼んでも返事が返ってこない時が多々あるので、何か犯罪に巻き込まれたり、事故して怪我しないか、と物凄く心配で不安でしょうがなくなる。

まあ、これもムスメが成長しているというあかしだから、良い方向に考えないといけないんだろうけど、本当は、呼ばなくてもすぐに、ブーメランみたいに自分の元に帰ってきてほしい……


光のトンネルを抜けてすぐ目の前にあるのが、天使の羽根が生えている光の門みたいな写真スポット。

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たまたま自分のところに戻って来ていたブーメランムスメを、門の真ん中にある光る立方体の椅子に座らせて、スマホでパシャリパシャリと、モデルのグラビア撮影並みに、写真を撮って撮って撮りまくる!

多い時は、1シーンで4,50枚撮らないといけない。

なぜなら、病気で手がうまく使えず、スマホをガッチリ固定して持つことができないので、すぐに写真がブレてしまうから。

そうでなくても、カメラに詳しくない自分だし、特にこういう夜景が被写体だと、ピントが全く合わなかったり、光がポワーンと滲んでしまうので、とにかく数撃って、漸く1、2枚、まともな(?)写真が残せる…


写真を撮りまくりながら、展望台の奥の方に行くと、ドーム状のイリュミネーションが見られる。

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これも中に入って座ることができ、下から見上げるような感じで、夜空に浮かぶ星と共にイリュミネーションを満喫できる。

その他、屋上展望台からは、仙台のビル群の夜景を遠くに望むことができ、滑走路の色とりどりの誘導灯も観覧することもできる。

しっかし、何回も言ってるけど、こどもって凄いよなあ。

極寒の中、さっきからずっとひっきりなしに走りまくってる!

入場してからかれこれ、30分以上は経過するのに……

寒すぎて、自分はもうガマンの限界。

なんか温かいものを求めて、いやがるムスメをむりやり連れて、お土産やさんがある2階に降りることに。

あ、ちなみに仙台空港のイリュミネーションの詳細はというと…


【開催期間】 2016年11月25日(金)〜2017年2月28日(火)

【点灯時間】 15:00〜21:00

【入場料】 無料

点灯時間が午後3時からって? 少しフライング気味の感じもするが……

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イリュミネーションや飛行機の発着陸を眺めるのもいいが、空港のもう1つの楽しみは、お土産やさんを物色すること。

仙台だけじゃなく、宮城各所の名物・名産品が所狭しとズラリと並んでいる。

仙台空港限定の品まで販売されている。

ただ残念なのが、あくまでお土産として売られているので、ある程度まとまった数量が入って、金額もそれなりにするので、食べてみたい、興味あると思っても、気軽には手が出せない……

飛行機の機内や自分達みたいにお持ち帰り用に、単品もしくは、少量での販売がされていると非常に助かるんだけどなあ。

そんな中でも、全身寒さで冷え切った自分達を、ひときわ魅了したのが、見出しの写真にもある、橋本蒲鉾店の『ふっくらあつあつ笹かまぼこ』。

なんと、肉厚な笹かまを、その場で焼いて食べれる!って。

これはもう、食うしかないでしょ!

牛タン笹かまぼこと、手焼き笹かまぼこの2種類から選べて、一本260円。

文字通り焼きたてのアツアツで、とても美味しかったので、お土産用で笹かま三枚入りを買って持ち帰ることにした。

お家で1分くらいレンジでチンして、ガスレンジやオーブンで炙っても美味しく食べれるって。

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身体と心が温まってきたら喉が乾いてきたので、菓匠三全 ずんだ茶寮の『ずんだシェイク』(価格250円税込)も飲むことに。

以前に、マツコ・デラックスがテレビ番組で紹介していただけあって、間違いなく美味しい。

マックシェイクよりも甘くて濃厚で、ずんだ豆のつぶつぶの食感もあり、飲みごたえがある!

まあ、言うまでもなく、ムスメにほとんど飲まれたけどね〜(^_^;)


自分にとって特別な場所である空港。

ほんと楽しいからまた行きたい。今度は旅行で訪れたいなあ。

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先月の9日に新しい担当医の先生の診察を初めて受けてから、息苦しさがいつの間にか感じられなくなった。

冬の寒さからくる体調悪化も、あまり気にならなくなっている。


ブログに書く内容も、病院での診察を受けてからの約1ヶ月間、病気の事について書くことがなかった。

一応、闘病記ベースのブログになっているのに……

でも、それだけ、気持ちと体調が落ち着いているということだから、良いことだということに間違いはない。

幸にして、患者に寄り添う医者との出会いによって気持ちがすごく楽になり、今まで以上に前向きに考えて、行動するようになったと思う。

自分は一人じゃない、一人で難攻不落の城のビョーマと闘っているんじゃない、ドラクエみたいにチーム一丸となって運命を共にしているんだ!(チョット大袈裟だけど……)、と勝ってなポジティブシンキング。


どんな病気でもそうだと思うが、とりわけ自分が苦しめられている病気は、自分の『気』でどうにでもコントロール出来ると思っている。

ALSに罹患するかしないかも、それに至るまでの様々な要因があると思うが、最終的には全て自分に委ねられていたと、今になってそう思う。





劣悪な仕事環境、理不尽な人間関係などの自分を取り巻く生活環境、つまり『病気の元凶』は、病気になってしまう『スイッチ』のある部屋へと自分をいざなう。

どの病気の部屋へと誘導されるかは、人それぞれ。

自分は、うつ病などの精神的疾患や内臓の機能的疾患ではなく、たまたま『ALS』という神経変性疾患の部屋。

しかも、その部屋は、外からドアに施錠されていて、他の部屋とは様子が異なる。

部屋の中は、壁に『スイッチ』がある以外は何にもなく、真っ暗闇の中でそのスイッチが、煌々と橙色の光を放っている、“押せ”と言わんばかりに……

いま思うと、この不気味な『ALS』の部屋に誘われたのは、もしかしたら“たまたま”じゃなく、「必然」だったのかも。

睡眠中、全身が麻痺して目しか動かなくなる悪夢をよく見ていた。(ホントに金縛りにかかっていたのかもしれないけど…)

自殺願望もなかったと言ったら嘘になる。

潜在意識の中にそういうネガティブな思考があったから、こんな最悪のシナリオになってしまったのかも知れない。今更後悔のしようがないが……

だから、今の状態が"デジャブ"みたいに思うことがよくあり、この現実が、夢の中で展開しているんじゃないかとも思う事がしばしばある。


そして…


『ALS』のスイッチがある部屋へと迷い込んだ自分は、その部屋から扉を蹴破ってでも脱出することもできたし、誘惑に負けないで我慢してそのスイッチを押さないでいることもできたはずだったのに、最後は自分の"気"の弱さで、『ポチッ』とスイッチを押し込んでしまった。いや、押さざる終えなかった。しかも、一度押したら元に戻らないタイプのやつ。


そう、


最後は自分だった………


病は自分で作ってしまうもの。

『病は気から』って、120パーセント噓偽りない。

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亘理郡山元町小平地区にあるイリュミネーション『コダナリエ』。

東日本大震災からの復興を願い、2012年から毎年実施されている。

開催当初は、LED電球の数も7万球だったものが年々徐々に増え、2016年の現在では県内では稀な25万球ものLED電球で、より一層華やかさを増している。

2016年SENDAI光のページェントに使用されたLED電球の数が60万球という事を考えると、なかなかの大規模なイリュミネーションであることは間違いない。

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仙台から約50km、1時間半ほど運転して午後6時前に現地に到着したが、駐車場が混雑していたため、すぐ近くにあるはらこ飯で有名なお店『田園』で夕飯を食べて、時間調整してから午後8時過ぎに出直す事にした。

田園のところの交差点を曲がって数百メートル行くと、右手の集落に『コダナリエ』が見えてくるが、その景色と言ったら、そこに遊園地があるんじゃないかと思うくらいキラキラして賑やかで、いかにも楽しそうに見える。わくわく胸が踊るってこういう感じを言うのかなあ、ってオヤジが言うセリフじゃないけど……

こんな半分里山の集落に、大掛かりなイリュミネーションが突如として現れてくるから、なんか不思議で違和感さえ覚える。

コダナリエは、『小平農村公園』という公園にイリュミネーションを設置して開催されている。

暗くて公園の全貌が全くわからなかったけど、後でGoogleストリートビューで確認したら、おそらく元々は畑か田んぼの農耕地で、今は休耕田か放棄地になった草っ原の中に遊歩道を作ったという感じで、公園というよりかは、むしろ、里山ののんびりした地元民のための憩いの散策路。

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夕飯を済ませて、午後8時過ぎに出直したのが大正解!

駐車場も車が疎らで選び放題、停め放題。2時間前の混雑が嘘みたい。

車椅子に移乗して、早速、イリュミネーションをまじかで見てみることに。

暗くて足元がよく見えないけど、一応、歩道は舗装されているみたい。場所によっては舗装が剥がれていてボロボロになってる。

おまけに、路面が凸凹している上に傾斜が結構キツイので、車椅子の操作と漕ぐのにいっぱいいっぱいで、全然イリュミネーションをゆっくり見れない!

さすが、元農地だけある……

暗いし、寒くて手がかじかんでるし、車椅子での移動の難易度、未だかつてない最高難易度の10。

ムスメも2回も転んでかわいそう……

しかも、車椅子のタイヤと漕いでた手の平が、ドロで真っ黒だし……

暖かい車の中でゆっくり見ていたい気がする。

でも、近くで観た方がやっぱり綺麗!

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園内は広いので、幾つかのエリアに分かれて、それぞれにテーマがある。

アイスクリームのようなスパイラル形状のLEDがずらりと並ぶエリアや、無数のピンクのLED電球が氷柱のように上からぶら下がっている通路、そして、竹取物語を連想させるLEDの竹林のトンネルエリアなどがある。

その中でも特に、ムスメに高評価だったのが、この記事のトップ写真の『おとぎの国』っぽいエリア。

複雑にかつ、不規則にLED電球で装飾され、もしかしたら装飾している作業途中に、もはやテーマなんてどうでも良くなったのかも知れないが、たとえそうだったとしても不思議なことに、なんか目を惹く奥深い魅力を感じる。

ここ『コダナリエ』は、色んなテーマのLEDイルミが巧みに絡み合っていて、クリスマスの時に一般の家庭が自宅をイリュミネーションで派手に装飾してテレビで取り上げられている、まさしくその延長線上にあるといった感じ。(いい意味でね!)

もっと解りやすいように、車に例えてみると…… 凝りに凝って、色んなパーツや装飾品をガチャガチャ取り付け過ぎて、もはや一貫性やテーマなどの方向性を完全に見失っている、ただ派手なだけのちょっと痛い車なんだけども、その目を惹く派手過ぎる凄さに圧倒され、言葉を失ってしまい、逆に感動さえも覚えてしまう、といった感じになんか似ている。(もちろん、いい意味で!)

全然解りやすい説明になってないけど……(ー ー;)

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気になる『コダナリエ』の詳細はと言うと……


□開催期間: 2016年12月11日〜2017年1月21日まで

□点灯時間: 毎日17時〜21時まで

□その他: 入場無料、無料駐車場、トイレ完備


自分が訪れた時は移動式屋台が2台来ていて、何故か、兵庫県名物の「明石焼」が売られていた。その他フライドポテトやラーメンまで屋台で販売されていた。

今月の21日までの開催だから、残りあと2週間くらい。

終わったらまた寂しくなるなあ。


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仙台の約50km東南に位置する亘理郡山元町。

鮭が遡上してくる阿武隈川河口にあり、はらこめしの発祥の地とされている亘理にある『田園』という和風レストランでは、そのはらこ飯の季節が惜しまれつつも終了して、今は冬の味覚の『ほっきめし』が美味しく食べられる。

でも、本当のこというと、同じく山元町にあってその『田園』の目と鼻の先にあるイリュミネーションスポット、『コダナリエ』を一目見たいと訪れたが、あまりにも混雑していたため、もう少し遅い時間帯にもう一度トライしようと、時間調整のために田園に立ち寄ることにした。

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と言っても、正直なところ、ほっきめしの方が何倍も楽しみ!

結局は美味しいご飯だよね、イリュミネーションよりも。

田園には毎シーズン、はらこ飯は食べに来ているが、ほっきめしの方は3年ぶりくらい。

イリュミネーションの方も激混みだったが、こっちも、正月2日という事もあってか、店内はお客さんでごった返している。そうでなくても、大人気のお店なのでいっつも混んでいる。

10組以上待っていて、名前が呼ばれるまで実に1時間近くかかった。

まあ、でも、遅ければ遅いほどイリュミネーションの方も空いてくるから、何かと都合はいいけど…でも腹へったあ。

一応、和風レストランなのでメニューが豊富なんだけど、もう迷わずほっきめしと、宮城のもう1つの冬の味覚の絶対王者の『牡蠣』がのった、かきめしを頼んだ。

店先の看板で「お持ち帰り用のほっきめしはすぐにできます」と謳っているだけに、注文してすぐに運ばれてきた。

なのに、1時間も待ったのはなぜ? 地元のお客さんが自宅感覚でまったりしすぎ?

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先ずは、お目当ての『ほっきめし』から。

北寄貝のコリっとした歯ごたえある食感が、たまらなくいい!

北寄貝の煮汁で炊き上げたご飯も上品で美味しい!

子供の頃あんなに嫌いだった貝類、最近になってようやくその美味しさに気が付いた。

ちなみに、今回頼んだのが『ほっきめし定食』 で、お値段が 税込1,620円。12月中旬から5月下旬までの結構長い期間食べることが出来る。こうまで長いと、もはや冬の味覚でも何でもない気がするけど……(北寄貝は例年1月から3月までが旬で、まさに今始まったばかり!)


そして、『かきめし』も負けじと美味しかった!

宮城の牡蠣からノロウィルスが検出されたから、今年は牡蠣食べれないかと思っていたが、火を通したこのかきめしだったら大丈夫。

牡蠣がよーく煮込まれ、身がギュッと凝縮して肉厚で、味付けも濃いめにされてるから牡蠣を超越して、お肉に近いテイストになってる!

牡蠣なんだけど、肉丼! 食べ応え十分。

相反するようにご飯は、ちょうど良い加減に薄味に仕上げられている。

使えるんだったら、箸で口の中にかっこみたくなる、やめられない、止まらないうまさ!

牡蠣の味付けが濃いだけに、ご飯が足りなくなるぅ。ご飯だけお代わりしたい!

かきめしは、そこまで期待してなかったけど実際食べてみたら、自分はほっきめしより好きかなあ。

これも、小鉢とお吸い物のセットの定食で、お値段が税込1,512円。12月初旬から3月下旬までの提供となっている。

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そういえば、席待ちの時、近くにいたお客さんが気になることを言ってた……

「田園よりも、おらあ、"あら浜"のはらご飯のほうが、うまぐで好ぎだなやあ~」って。

なにその『あら浜』っていうお店?

田園よりも美味しいだなんて、本当?

超気になる!

ついこの間終わったばかりだけど、早くまた、はらこ飯の季節がやってこないかなあ。

気になってしょうがない!あら浜。


余談だけど、4年以上前に動植物調査の仕事で、亘理よりも南下したところにある川幅が狭い河川を通った際、鮭のやな漁のまっ最中に遭遇した。生まれて初めて、しかも大量の鮭の遡上を目にして、仕事そっちのけで心臓バックバクさせながら見入っていたのを、今でも昨日のことのように鮮明に記憶している。

釣っちゃダメだけど、フライフィッシングで釣ったら、引きが半端じゃないんだろうなあ、楽しそう!(笑)


近くの川で、鮭がそんなにも大漁だったら、そりゃ、はらこ飯もうまくて当然だよね。

あら浜、絶対にはらこ飯食べに行くから!待っててえ。あっ、田園も行くから安心して!

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また美味しいものに巡り合えた事に心より感謝いたします、マザーネイチャー。


先日、いつものようにカルディに、試飲用のコーヒーを頂戴しに立ち寄った。

すると、店先に置かれている袋入りラーメンの「再入荷しました!」の文字が目に飛び込んできた。

なんか気になったので、試飲コーヒーを渡してくれたお姉さんに尋ねてみたところ、頻繁に電話でお問い合わせがあるくらい人気で、売り切れ必至の美味しいラーメンとの事。

本当かなあ〜、どうせセールストークでしょう?って半ば疑いながらも、騙されてもいいやと思い、取り敢えず2袋だけ買ってみた。コーヒーを貰っただけに手ぶらじゃ帰りにくいしね。

家に着いて、店員さんの言葉がどうしても気になって、早速作ってみる事にした。

袋を開けると、ご丁寧に麺が包装されていた。他にはかやくなど余計なものはなく、液状のスープだけが入っていた。

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そういえば、お店のお姉さん、「麺が生麺に近くて美味しい!」って言ってたっけなあ〜

麺が更に包装されてるくらいだし、まあ、パッケージのおもて面にも記載してあるように「2日かけて乾燥する事で麺にコシがある」、と謳っているくらいだから、間違いなく美味しいんだろうなあ。

でも、ヤッパリ信じられない。何処までも疑り深い自分。

作り方は至って簡単で、普通の袋麺のそれとなんら変わりがない。

600ccの水を沸騰させて、麺を投入して4分半茹でるだけ。

ほんとに美味しいかな?と期待と疑いの両方を抱きながら、最初なので、特にトッピングとかしないでそのまんま食べてみた……


うわっ!


スープ、マジ美味い‼️


濃すぎず、ちょうど良い塩加減。

スルスル喉を通っていく!

利尻産の昆布ダシがベースになっているせいか、出汁の味がエビの風味とともにしっかり自己主張している。でも、決してしつこくない。

子供の頃から甲殻類の独特の臭みが苦手な自分だけど、これならいくらでも飲める自信がある!


そして、麺は……

これもお姉さんが言ってた通りで、生麺に近くてコシがあって、細めの麺だからスープと良く絡んで美味しいです!

お姉さん、ゴメンナサイ、疑って……

スープ、一滴も残さず完食しても、まだお代わりしたくなるくらい。

ムスメも気に入ったみたいで、コップに移してまでスープを飲んでる!


あまりにも美味しくて、家族のみんなにも評判が良かったので、またカルディに買いに行く事にした。

ヤッパリ人気があるのか、2件目にして、運良くラーメンにありつけた!

次はいつ入荷して、いつ手に入るか心配だったので、10個入りのケースで購入。

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ところでカルディでは、ケース買いすると少しだけお得になる傾向がある。

税込178円×10個で1780円のところが、3%引きで1720円になって、60円お得に。

1ケース、10個もあればしばらくは安心かな。

大晦日の年越しそばならず、年越しラーメンを豪華海老のトッピングで作ってみたあ。

どう?美味しそうでしょ!

これで、2017年は良い年になる事間違いなし!

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皆様にも最高の1年になりますようにお祈りいたします。

最後に、うちのムスメからも新年のご挨拶です。

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12月9日から開催されてる2016年のSENDAI光のページェントも、大晦日の31日の午前0時をもって終了してしまう。

もう今日1日しかない!あっという間。

子供の頃から慣れ親しんでるページェントだけど、3週間という儚い命が終わってしまう年末のこの時期は、ちょっぴり寂しくなってしまう。

でも、そんな光のページェントを来年の2月いっぱいまで、心置きなく満喫できる場所が他にもあったあ!


『2016SENDAI光のページェント in 泉パークタウン』‼️


本家の光のページェントと同じネーミングだけあって、主催が同じ「SENDAI光のページェント実行委員会」である。

規模は、本家のそれには足元にも及ばないが、泉パークタウンタピオや仙台泉プレミアムアウトレットモールのあるストリートの両脇にある街路樹が、SENDAI光のページェントオリジナルLED電球、約10万個で見事に装飾され、その美しさは、決して本家に負けてなんかいない!まあ、決して勝ってもないけど……

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泉パークタウンタピオ内にあるスターバックスのテラス席からもイルミネーションが見れる(写真上)。

寒いので誰一人としてお茶をしている人がいなく、コーヒーでも飲みながらゆっくり、ページェントの夜景を独り占めする事ができる、知る人ぞ知る隠れイルミスポット。

でも、やっぱりベストスポットは、何と言っても、泉プレミアムアウトレットへ繋がる連絡通路の橋の上。

道路の真上からイリュミネーションの全貌を望む事ができる。

早速、ムスメを連れて連絡通路に到着して、「うわっ!きれい!」を連発しながら携帯で写真を撮りまくってたら……

突然、ページェントの電球が全消灯して、当たりが暗くなって殺風景になった!

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時計を見たら、18時58分だった。

うわっ!もう終了したよ!19時までなの?早過ぎるんじゃーなーいの?

周りにいたギャラリーからも「7時で終わりなんだあ、早いね」という無念の声が聞こえてくる。

自分たちももう少しゆっくり観たかったので、ブツブツ不満を言いながら、未練タラタラでその場を後にしようと思った次の瞬間……!

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なんということでしょう!

さっきまで真っ暗だった通りが、眩いばかりの光で覆われているではないですかっ!

まあ、本家のページェントも、定期的に一斉消灯・点灯するから、ここのページェントも薄々こんな事だろうとは思っていたけど……

でも、LEDの電球が一斉に点灯する瞬間って、冷静に考えると大した事やってないんだけど、なんでこうも「いいね!」なんだろう……貴重な瞬間を目の当たりにして得した感じにもなる。

他にいたお客さんからは歓声と拍手が上がっていた。

自分も、不覚にも「おおおおっー!」って大声を出して反応してしまった。

うちのムスメの大げさなリアクションには敵わないけどね…

ベストスポットが屋外なので、凍てつく寒さでカラダはキンキンに冷たーくなってたけど、ページェントの華やかさと一斉点灯の粋な計らいで、ココロはホックホクになってた。


気になる「SENDAI光のページェント in 泉パークタウン」の詳細は……

□実施期間: 2016年11月12日〜2017年2月28日(2月16日を除く)

□点灯時間 : 17:30〜22:00

□スターライトウィンク: 毎日18:00、19:00、20:00にイルミネーションの消灯、一斉点灯が行われる。


そういえば、何気に口にしている「ページェント」、どういう意味か詳しくは知らなかったけど…

英:【pagent】「祝祭日に行われる大規模な仮装行列やショウ。野外劇」

という意味だって!

今更ながらだけど、勉強になった。

長〜い期間アメリカに留学してても、この程度の英語力だから、もう、情けなくなってくるぅ ´д` ;

↓下におまけついてるよ!

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〈おまけ〉
数時間前に訪れた、石巻にあるサン・ファン館の「サン・ファン イルミネーション ツリー2016」。
船がライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出していて、これまた趣が一風変わったイルミネーションでスゴくよかった。
到着した時には既に、サンファン館が閉館していたので、遠くからしか観覧できなかったが、もし近くで観ることができたらその迫力に圧倒されること間違いなし!
12月31日午後8時までの開催となってるので、本家ページェントと同じく、こちらも残り今日一日となってる。
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寂しいことにクリスマスも終わってしまい、今頃イルミネーション?少し遅いんでは?、と思ってしまうけど、寒〜い冬は始まったばかりで、イルミネーションが似合う季節はまだまだこれから。

先日訪れた『アンパンマンこどもミュージアム』でも、知らなかったけど、実は、イルミネーションを見る事ができる。

規模的にはそんなに大きいものではないけど、全く期待しないで行ったこともあってか、サプライズ感もあり、すごく幻想的で綺麗に見えて感激した。

LEDの電球も一色ではなく、いろんな色が何色も使われていて、いかにも子供受けしそうで、可愛いい仕上がりになっている。

しかも、イルミネーションで飾られた樹木の真下にはベンチもあるので、ちょっと寒いけど、熱い飲み物でも買って、物思いにふけながらホッと一息つく事も。

毎日夕方の5時から入場無料のアンパンマンのダンスショーがあるので、それを観るついでにイルミネーションも観て楽しむっ、ていうお得なプランで訪れるっていいんじゃない!

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アメリカ・コロラド州の大学に通っていた時、入学して最初の1年はキャンパスにある寮(ドミトリー)に住んでいた。正確には新入生(Freshman)は寮に1年間、住まなくてはいけないという決まりだった。

その寮のカフェテリアの食事は、アメリカ人も「Taste like shit!」と言うぐらい、舌の肥えた?日本人には激まずな食べ物だった。まあ、全部が全部じゃーないけど…

なので、寮のカフェテリアでほとんど食べた記憶がなく、食事はもっぱら、外食かデリバリーがメイン。

朝起きて、箱買いで備蓄していた韓国のノグリラーメンか辛ラーメンに卵をトッピングして調理したり…

お昼は、キャンパスの近くにある「TACOBELL」に通い、1個数十セントで、シュープリームのハードシェルタコスを5,6個食べたり…

そして夜は、バイトのお兄ちゃんが80年代の年季の入った無駄にでっかいアメ車の自家用車で運んでくる、パイナップルとソーセージのツートッピングでたったの$5.99の激安デリバリーピザを食べていた。

しかも、水道水は飲めなかったので、でっかいペットボトルに入った、ペプシやマウンテンデューを水代わりに摂取していた。

ジャンクフードばかりで、病気しなかったのが不思議なくらい。


そんな大学生時代に主食の1つであった、タコス。

日本じゃ今まで食べる機会が全く無かった。

まあ、食べようと思えば食べれるんだろうけど、昔あまりにも食べ過ぎたからか、タコスからなんとなく遠のいていた。

だけど、この間、輸入食品を扱うお店「カルディ」に行った時に、オールドエルパソのタコスシェルがなんか気になったので購入。

久しぶりに食べたくなってきたので、またまた奥さんに作って頂くことに……

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今回カルディで購入したものは……

●OLD EL Paso のタコシェル 12個入り(358円税込)

●OLD EL Paso のタコスパイスミックス シーズニング(158円税込)

●OLD EL Paso のマイルド タコソース(278円税込)

●OLD EL Paso のグワカモーレ シーズニング(204円税込)

の4点で、あとは近所のイオンで……

●レタス、トマト、アボカド等の野菜

●チェダーチーズ(これはコストコで1kg800円ぐらいでお得だった!)

●サワークリーム

●牛ひき肉

を用意した。

牛ひき肉はフライパンで炒め、オールドエルパソのシーズニングで味付けするだけなんだけども、これが肝心で、タコスの風味の主役を担っている。

もちろん、タコソースやサルサもあるといいけど、タコスに何よりも大事なものが、サワークリームの存在。

日本では売ってたり、売ってなかったり、お店の人に「サワークリームありますか?」と聞いてもチンプンカンプンだったりして、何かとマイナーなものみたいだけど、タコスの味と食感の大事な引き立て役であり、絶対に無くてなならないもの。

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タコスシェルに、シーズニングで味付けしたひき肉を詰めて、チェダーチーズをのせ、オーブンで軽く温める。

その上に、レタス、トマト、グワカモーレシーズニングで味付けしたアボカドをトッピングし、タコソースとサワークリームを好きなだけタップリ掛ける。

タコスシェルのパリッパリの食感と、スパイスの効いたひき肉のメキシコ感、サワークリームの酸っぱさが相まって、なんとも言えない絶妙なテイスト!

うまいよ、うますぎる! 何個でもいイケちゃうハマるおいしさ。

こりゃ、学生の時に毎日食べててもおかしくないよね。

美味しいタコスがもっと気軽に食べれるよう、「TACO BELL」の店舗が東京だけでなく、もっと全国的に増えることを心から願います…


さすがにタコス8個も食べたら飽きてきたので…

余った具材で、今度は「タコライス」を作ることに。(写真下)

タコスシェルだけじゃなく、白ごはんにもよく合うね!

吐きそうなくらいお腹いっぱいで、結局全部食べきれずに残した…


でも、ホントおいしかったなあ。

よく考えたもんだあ、タコスもタコライスも。

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