image

旧暦での1年の始まりでもある"立春(2月4日)"から1週間が経過して、徐々に春が近づいてきてるとはいえ、まだまだ凍てつく寒い日が続く毎日。

保育園にムスメを迎えに行った帰りに、運動不足の解消にと思って美味しい空気でも吸い込みながら、青空の下を野鳥でも探しながら、車椅子を漕いでムスメと散歩でもしたいところではあるが、

気温が1桁の中での手袋なしでの車椅子操作は相当きつく、指先がかじかんで握力が低下し、5分ももたない。かと言って、手袋するにも指が曲がったままで真っ直ぐに伸ばすことができないので、誰かの手伝いなしでの装着は不可能。


結局は屋外での散歩を諦めて、寒さとは無縁のモールなどの暖かい屋内でのんびり、コーヒーでも飲みながら、はしゃぎまくるムスメを微笑ましく見守るのが一番!

暖かい春が来るまで、無理しないほうがいいよね!ヘタレな自分だし。


ということで、懲りもせずまた、自宅から車で10分くらいのところにある“泉パークタウンタピオ”へ。

車椅子に乗って初めて分かったことが今まで沢山あるが、その1つに床面・地面の路面状況によって車椅子の漕ぐ負担がかなり違ってくるということ。

タピオとそれに隣接しているアウトレットには、かなりのアップダウンがあり、路面も絨毯で覆われていたり、石畳だったりして、車椅子を漕ぐのに相当な"摩擦抵抗"になり、屋外を散歩しているのと変わらないくらい体力を消耗する。

でも、積雪で外に出られなかった寝たきりだった自分には、逆に好都合。かなりいい運動になる。

更に負荷を高めるために、20kgもあるムスメを膝に乗せて車椅子を漕ぐと、もはや拷問に近い厳しい負荷になるんだけど、ムスメを抱っこできない自分には唯一 のスキンシップの時間でもあるから、どんなに体力的にキツくても精神的には全然まったく苦にならない。

いつまで膝の上に乗ってくれるんだろう?

この先ずーっと乗ってくれるといいなあ。

その為には何としても病気の進行を遅らせないと。

頑張って運動しなくては……

と考えながら車椅子を漕いでると、通りすがりのお茶やさんの前でムスメが、『お餅を食べたい』と駄々をこね始めた。

image


仙台に住んでる人なら誰でも知っているであろう、『お茶の井ケ田』の喜久水庵。

仙台に本社を構え、仙台初売りの茶箱の景品で毎年のようにメディアに取り上げられる、有名な老舗のお茶やさん。

ここではお茶の販売の他にも、大福やどら焼きなどの和風スイーツも売られていて、白玉パフェや抹茶フレーバーのソフトクリームなどを、テーブルがあって緑茶と一緒に味わいながら、まったりもできる。

最近ムスメも一人前に、カフェでお茶することの楽しさを理解してきたようで、休憩できるテーブルやソファを見つけるとすかさず、『休憩しようよっ』って言ってくる。

ムスメのお目当ての白玉パフェは、より一層体が冷えてしまうので、なんか温かいものなら食べてもいいと思っていたら…

image

見慣れない看板が目に飛び込んできた。


『喜久福しるこ』!


しかも、“タピオ店オリジナル”!

ここでしか食べられない限定品らしい。

限定品にめっぽう弱い自分。


ところで『喜久福』って、言わずと知れた仙台銘菓。

見た目なんのことない普通の大福なんだけど、その中身が凄い!

あんこやずんだの“あん”と、生クリームの2層構造になっていて、その柔らかい食感がもう絶妙でやみつきになる美味しさ!しかも、要冷蔵でキンキンに冷えている、ひんやりスイーツ。

かつては、仙台のお土産と言ったら、カスタードクリームをふんわりしたカステラ生地で包んだ定番のお菓子、『萩の月』を連想したが、似たようなものがどこにでも売られるようになり、オリジナリティを失いかけてきたところに、この『喜久福』がその座を奪うかのようにセンセーショナルに登場!(もちろん、未だに萩の月も美味しいよ!)

よく、アメリカにお土産として持って帰ったり、県外からわざわざ通販で購入していたくらい、ハマっていた頃もあった。

まあ、今ではスイーツが多様化し過ぎて、何が仙台銘菓で、何をお土産として買えばいいかわからなくなってきているけど……

image

あったか〜〜いおしるこの中に、あのつめたーーい『喜久福』が入っているなんて、ムスメよりも自分のほうが興味ありあり。

ムスメの「お餅食べたーい」というニーズと自分の「あったかいもの食べたい」のニーズの両方とも満たす、もってこいの食べ物。

嬉しいことに『喜久福』も4種類から選択可能で、大好きな『ずんだ生クリーム』を選べた。

見た目は、白玉が顔を覗かせている至って普通のおしるこのなんだけど、スプーンで底の方をゴッソリすくうと、本当に丸ごと1個、喜久福の大福が入っている!

image

喜久福のお餅の部分は、おしるこの熱で半分溶けていてトローリしていて、中のずんだクリームはアイスのように歯ごたえがあってひんやり。

これが美味しくないわけがない。(つまり、めちゃくちゃ美味しいっていうこと!)

まさに、店先に置いてある看板に書いていある通りで、新感覚なおしるこスイーツ!

これ考えた人、ホントすごいと思う。

できる事なら、新たな仙台名物に認定したいくらい。

この『喜久福しるこ』、タピオ店限定の提供だけど、喜久福の大福さえ手に入れば、あとは市販でもいいからおしるこを用意すればいいだけ。

白玉の代わりに喜久福の大福、一個と言わず何個でも好きなだけ入れれば、『贅沢 喜久福しるこ』の完成!

お家でも簡単に楽しめる!

是非おためしあれ‼️

↓ハゲみになります!応援「ポチッ」とお願いします!↓


ブログランキング・にほんブログ村へ

↓宜しければ「B!はてなブックマーク」もポチッとしてね!