久し振りに訪れた、愛子方面にある『錦ヶ丘ヒルサイドモール』

自宅からまあまあ距離があるのと、閉店時間が19時と比較的早く閉まってしまうため、「また今度にしよう」、「また次回ね」、って行きたがるムスメに言い聞かせてたら、いつの間にかに4ヶ月が経っていた。

"モール"とはいっても、かの有名な"三井"や"プレミアム"のアウトレットモールとはだいぶ趣が異なり、どちらかと言ったら地方にあるショッピングモール的な位置付けだと認識しているが、品揃えが豊富な駄菓子屋や激安アウトレット玩具を取り扱うおもちゃ屋さん、キッズランドや水族館まであり、週末にはポニーや小動物とのふれあいイベントや空飛ぶ風船の無料配布なども実施されていて、仙台のどのアウトレットモールよりずぅ〜っと、子供たちにとって嬉しいモールとなっている。

また、自分が通い始めてここ一年の間に、モール入り口に車椅子用スロープを新設したり、ピカピカのレンタル用車椅子が常備されるようになった。そして、今までみたいにごっつい業者搬入用ではなく、ちゃんと来客者用にエレベーターが設置されたりと、バリアフリー対応にもだいぶ力を入れている様子。

もしかしたら、自分が車椅子で頻繁にウロウロするから不憫に思われてバリアフリーにしてくれたのかな? 考えすぎかもしれないけど……体が不自由でも家にこもらないで積極的に外にでて、車椅子でも頑張って生きているんだ! 、障害者用トイレや駐車場もガンガン利用して需要があるんだ!(だから必要性がなければ無闇矢鱈に使わないでねっ!)っていうなんらかのアピールになって、少なからずいい方向に向かっていくキッカケになればいいけど。

まあ、強いて言うなら、広ーいモール内にひとつしかない障害者用トイレを、もっと増やしてほしいなあ…笑。


もちろん、今回もまた、お気に入りの『アクアテラス錦ケ丘』の水族館へ足を運んだが、本当のこと言うと、最近オープンしたての『感性の森』という、自然から遠ざかってしまった子供たちのために豊かな感性を育む、ナラやケヤキなどの数種類の樹木から作った木製の玩具や遊具があるキッズランドに行くことが目的だった。しかし、室内に段差があるなど現時点ではバリアフリーと成っておらず、車椅子非対応とのことだったので、ものすごく楽しみにしていて車の中で終始テンションがマックスだったムスメには申し訳ないけど、入場するのを諦めざる終えなかった。悔しいっ!

前述したように、モール自体はかなりバリアフリーに力を入れているだけに、新しくできたこの『感性の森』はこのご時世だけに、チョット残念な感じだった。子供を遊ばせるためには保護者の付き添いが必須なので、今後簡易でもいいからスロープの設置をするなど、大掛かりでなくて無理のない範囲で、なんらかの車椅子の対応をしてくれるようにお願いした。そうでもしてもらわないと、車椅子の親を持つムスメが可哀想すぎるからねぇ!

まあ、今まで他にも色んな場所で幾度となく、もちろん全然無理のない範囲で、車椅子でも快適に過ごせるように改善して欲しいとお願いしてきたけど、あの『イオンモール』でさえ要望が通ったことがなかったので、正直今回も全然期待してないヨーん ♪(´ε` ) 所詮、民間の企業は強制じゃなくて、努力義務だもんね〜。でも、色んな事情があるのは十分承知しているが、せめて簡易のスロープくらいは用意してほしい。デザインや見た目重視の小洒落た雑貨屋やカフェじゃ諦めがつくけど、そうじゃないからねぇ…

こういった問題は言ってもダメだけど、言わないともっとダメで、障害者だからってなめられようがバカにされようが、とにかくしつこく何回も主張し続けるしかない。まだかろうじて動き回れる車椅子の自分の『使命』と勝手に思ってる。カッコイイー! 健常者じゃ到底解り得ない、障害者だからこそ解ることを訴えまくって気付いてもらうしかない。


さて、またいつもの様に前置きがバカみたいに長くなって、話の主旨が違って来てしまったけど、気を取り直して、いつもの水族館へ、ルーチンワークみたいにGO!

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建物の一階には以前、ペットショップやグッズ売場があったのがキレイさっぱり無くなっていた!どうやらまた色々と試行錯誤してレイアウト変更しているんだなあ⁉︎「今回はどんなサプライズが待っているんだろう?」と期待を胸に、受付を済ませていざ入場して見たら……

そうそう、ここアクアテラス錦ケ丘の水族館は、2015年の7月にオープンして以来、来るたんびに展示されてる動物種やレイアウト、おそらく水族館のコンセプト自体も目まぐるしく変化して、今では当時の原型を殆んど留めていない、と言ったそん時そん時のニーズに臨機応変に対応している、世にも珍しい柔軟性のある水族館である。


そう、それで、入場して見たら…


なんか以前と様子が違う…


そうか! タッチプールにいたカブトガニが居なくなっている!


やっぱり言わんこっちゃない!触られまくって絶滅の危機に瀕していたカブトガニが、とうとう全滅したんじゃなーいの?

と思って周りを見渡したら、部屋の隅っこの小さな水槽で2匹のカブトガニが細々と生き残っていた。よかった、ホッとした。でも、まだ触ってもいいんだ? 可哀想に。もういい加減に引退させてあげたらいいのに…

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んじゃあ、カブトガニが居なくなったタッチプールには何がいるんだろう?

カブトガニが飼われていたときに敷かれていた白い砂の代わりに、目の細かい砂利が敷き詰められて水が新しく張り直されていて、その中を黒っぽい小魚が群れを成して泳いでいる…


結構地味な光景。


フツーに公園にある小川でも覗き込んでるみたい。


全然ワクワクしないし、トキめかない。


しかも、タッチプール内に意味不明な立て看板があるし …

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『NO ASHI!』って? ハイハイ、足を入れるなってことね。でもなんで? わざわざ足を入れる奴なんている?

"ASHI"が日本語のローマ字表記だけど、誰に向けて言ってんのかなあ? 外国人も混乱するわ!…笑。

なーんて、一人で無言で心の中でツッコミを入れていたら…


タッチプールの水の中に手を突っ込んで遊んでいるムスメのその手に、小魚がいっぱい集まってきているじゃないーの!


もしや、うちのムスメも、動物を引き寄せてその生命エネルギーを吸い取る感じのスタンド能力を持っているのか?

いや、単純にムツゴロウさんみたいな感じで、動物とすぐに仲良しになれるのかもしれない!

いずれにせよ、特殊能力…


んなわけないっ!


あ、そういう事ね! チイちゃなお口で啄ばまれて、こちょばゆい、ぞわぞわするやつ。

そう、あの魚、魚のお医者さん、人呼んで『ドクターフィッシュ』!

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そうかあ! ドクターフィッシュって言ったら、通常、手じゃなくて足だもんね。だから立て看板に『NO ASHI!』って書かれていたんだね。でも、"ASHI"はどうかと思うけど…笑。

ってようやく気がついた、感性が欠如している鈍い自分。ムスメより自分の方が『感性の森』で遊んで、その感性を研ぎ澄ませないといけないかも…(~_~;)


しっかし、ほんと訪れるたんびに何かが変わっていて、飽きさせることなく楽しませてくれるよなー。


『アクアテラス錦ケ丘』。


ドクターフィッシュのタッチプールなんて、今までありそうでない様な、痒いとこに手が届く、イカすアイディアだと思う。感心してしまう。

アクアテラスでも以前は、下の写真のように有料(5分で300円だったかな?)だったから、なんか得した気分!

足だったら車椅子の自分には難しいけど、手だからここぞとばかりに、古〜い角質が全部剥ぎ取られツルツルになるくらい、思う存分ドクターフィッシュセラピーを味わったよん ( ´ ▽ ` )ノ

帰る時、手がツルツルになり過ぎて、車椅子漕ぐときのグリップ悪くなって全然前に進まない……涙。


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