※お店の入り口に飾られている謙さん直筆のメッセージ。ご多忙の中、毎日?のように更新されているからスゴイ。
幼少期から宮城県に住んでいながらにして、ほとんど仙台以外の宮城の地を訪れたことがなかった。
大学生の時に地元の学校に通っていたら、それなりに時間が有るだろうから、いろいろなとこに遊びに行って、宮城のこともっと詳しくなっていたのだろうけど、仙台はおろか、日本にさえ住んでいなかったので、お恥ずかしいことに宮城県のこと全然知らない。
気仙沼もそうで、初めて訪れたのが熊本から仙台に移り住んでからなので、ついこの間の事である。
当初は東日本大震災直後だったので、津波の爪痕がくっきりと残っていて見るも無惨な感じになっていたが、今ではだいぶ復興も進んで活気を取り戻している感じではあるけど、それでも求心力のある観光地になるまでには、まだもう少し時間がかかりそう…といっても震災前の気仙沼を知らないので正直なんとも言えないけど。
でも、それでも、今まで7,8回は気仙沼を訪れている理由の1つに、"海が綺麗"ということがある。
震災復興で、海岸の何処もかしこも堤防や土のうでかさ上げされ遮られ、海を眺めることが容易じゃなくなりつつあるこの宮城県で、気仙沼の海岸からは未だ海を眺望することができる。
しかも、国道45号線から眺める、ちょうど大谷海岸あたりの海の色が、青々としていてすごく綺麗!
石垣島に住んでいた時、自宅のすぐ目の前に、竹富島が見えるコバルトブルーの海が広がっていただけに、海の色にはチョットだけこだわりがある自分でも、気仙沼の海は青く、綺麗に見える。
晴れてる時に車でそこを通ると必ず、「うーんっ、マンダム!」て唸ってしまうくらい。(笑)
ドライブ最高! 生きてるってすばらしいっ!、と思わされる瞬間である。
もうひとつ、気仙沼を頻繁に訪れている大きな理由がある。
それは・・・
『K−port 』というお気に入りのカフェがあるから。
言わずと知れた、あの著名な俳優の"渡辺 謙"のお店。
2013年の10月に被災地の気仙沼に“心の港”(PORT)をプレゼントしようとオープン。
K−portの「K」は気仙沼、絆、心、の頭文字をとったもので、もちろん、渡辺「謙」のKでもある。
半年ぶりに訪れたK−port。
お店の外観は無駄に飾りとかがなく、いたってシンプル。
外壁は黒が基調となっているが、近くでよ〜く見ると、木の板一枚一枚を、火で炙ったかなんかして焦がして、黒く炭っぽくなっているもので覆われている。
変な言い方だけど、火事で家が全焼したみたいな感じ。
でも、いい具合にこんがり焦げて、いい味だしてるんだな、これがっ!
テラス席を利用することが多いので、それで外壁のヒミツに気がついた!イエーイ。
お昼時は結構混んでいることが多いので、あえて2時過ぎに現地到着するように行ったが、思いの外お客さんが少なく、席も選び放題。
ちなみに、お店の駐車場は狭くて4,5台しか停められず、混雑するとすぐに埋まってしまうし、オマケに砂利が敷き詰められて車椅子だと移動が困難なので、いつも200m先にあるおさかな市場の駐車場に車を停めさせていただいている。
お店の中は、これもまたシンプル。
天井が高く開放感があり広々とし、お家みたいに玄関でスリッパに履き替えないといけないが、床は車椅子に優しいオールフラットになっていて、客席とキッチンに大きな隔たりがなく、誰でもウェルカムって言わんばかりにオープンな造りになっている。
以前は無かったが、キッズスペースも設置され、こどもを遊ばせてるあいだに、ゆーっくりと食事とお茶が楽しめるが、とてつもなく嬉しい!
また、窓からは一応、港がすぐそこなので海を眺めてボーッとすることも出来る。
船着場になっているので、フェリーの往来も観ることができる。
お店の雰囲気を味わうだけでも満足で、訪れる価値は十二分にある。
気になるお食事はというと……
<後編に続く…>
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