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千葉の船橋市にある、三井不動産グループの商業施設『ららぽーと TOKYO-BAY』と同じ系列の、『ララガーデン 長町』というものが仙台にもある。

『ららぽーと』の方は、以前に数年間ほど住んでいた千葉の『行徳』からおよそ8キロと差ほど遠くなく、暇さえあれば歩いてでもよく遊びに行っていた。初めて訪れた時は1日じゃ全部見て回れ無いんじゃないかと思うくらい、その広大な売り場面積と無数の店舗数に呆気に取られていたのを覚えている。

仙台の『ララガーデン』は、その"ららぽーと"の規模やクオリティに到底及ばないものの、な、なんと! あの有名なプレッツェル屋さんが、いつの間にかオープンしていた!


『アンティ・アンズ(Auntie Anne's)』‼️


カルフォルニアで定番中の定番の『ウェツェル・プレッツェル』もアメリカでは人気を集めているプレッツェル屋さんだけど、同じくアメリカの、ペンシルバニア州が発祥で、その後アメリカ国内のみならず海外にも進出、今では世界1000店舗以上でおいしいプレッツェルを提供している『アンティ・アンズ』も超有名。

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そもそも、「プレッツェル」って何かと言ったら、ドイツが発祥で独特な"リボンのような結び目"が特徴の焼き菓子のこと。

日本のスーパーで普通に見かけるようになった「スナイダーズ(SNYDER'S)」のようなカリカリサクサクの硬いスナック菓子みたいなものと、パン生地のように表面がサクッとしていて中がフワッとしているソフトなプレッツェルの、2タイプがある。



そんな柔らかく焼き上げた"ソフトプレッツェル"との初めての出会いが、アメリカでのショッピングモールだった。自分が過去に住んでいた町(コロラド州 フォートコリンズ)は人口が5万人前後と小さな規模だったけど、イオンモール的な、いや、どちらかと言ったら、店舗の内容が若干ハイブランドのものも有るので、それこそ、"ららぽーと"に近い「フットヒルズ(Foothills)」というショッピングモールがあった。

とりわけ、『アンティ・アンズ』のプレッツェルは、全米のそういったショッピングモールで展開していることが多い。数年のアメリカ滞在中、車を持っていなかった最初の約2年間は、何処に行くにも愛車のマウンテンバイクで行動していて、ほぼ毎週のように遊びに行っていたフットヒルズのモールでは、喉の渇きを癒すために「オレンジ ・ジュリウス(Orange Julius)」のストロベリーバナナ味のスムージーを飲みながら、『アンティ・アンズ』のプレッツェルを、小腹が空いた時に食べるのが定番だった。ビールのおつまみで、スナック菓子の硬〜いプレッツェルのイメージしかなかった自分は、フワッとした柔らかい食感のソフトプレッツェルがとても新鮮で美味しく、どハマりしていたのを記憶している。

余談だけど、車を購入するまでのアメリカでの最初の2年間 と、千葉の行徳での数年間は、公共交通機関を利用するのを好まない自分の移動手段は、もっぱら"自転車"だった。アメリカではカゴや荷台が皆無なマウンテンバイクに乗っては、町のはずれにある量販店の"ウォルマート"で、今じゃ世界遺産並みの大きい"CDラジカセ"を購入してはラッパーみたいに右肩に抱きかかえて寮まで持って帰ったり、日本に帰ってきてからはカゴ付き荷台付きの俗に言う"ママチャリ"で、時には、ららぽーとで買った30キロのダンベルを前カゴに入れてブルブル手を震わせながら自転車をこいだり、またある時には、不甲斐にも駐輪違反で撤去されてしまったママチャリを返してもらいに、もう一台の所有していたマウンテンバイクで行き、金にものを言わせて(罰金払って)奪還に成功したママチャリのハンドルを右手で操作して、並走する形でマウンテンバイクをこいで自力で自宅まで持って帰ったりもした。その光景はもはや曲芸の領域。自転車の持つポテンシャルを最大限に引き出してやるどころか、可哀想に、限界を超越して酷使していた。自転車が生活に密着していて『No Bike No Life』な暮らしぶりだったけど、よく事故を起こさなかったもんだなあ、ってつくづく思う……

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今では考えられないことだけど、よくプレッツェルを、コッテリ甘〜いスムージーと一緒に食べれたなあ〜

アメリカに住んでると味覚が変になるのか?

若い頃ってなんでもありだったなあ……


当然、今では、プレッツェルのお供はコーヒーがベストな自分。

それもそのはずで、アンティ・アンズのお店もプレッツェルとの相性が良いコーヒーにこだわって、シアトルのスペシャリティ コーヒーブランドの「カフェ・アパショナート」を提供している。

残念なことに、今回はそのおいしいコーヒーを店舗で味わう時間が無かったので、お持ち帰りで4種類のプレッツェルとディップを一個買うことにした。

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一番上の写真から順番に、定番でプレーンの「オリジナル」、シナモンの風味がさらに食欲をそそる「シナモンシュガー」、メープルの甘さが絶妙な「メープル」、そして、ペペロニがいっぱいのっかって満足感がある「ペペロニチーズ」。

プレッツェルに付けて食べる「ディップ」はクリームチーズ、チェダーチーズ、キャラメルやチョコレートなどがあり各一個100円で、甘いディップは微妙な感じなので、自分は無難に"チェダーチーズ"をチョイス。


甘くて菓子パンのような「シナモンシュガー」や「メープル」は、食後のスイーツとして食べたら最高!コーヒーにももちろん、合~う~!

チェダーチーズのディップを付けての「ペペロニチーズ」も食べ応えあっておいしかったけど、やっぱり自分は基本の味の『オリジナル』が一番好きかなっ! (*´д`*)

『オリジナル』には、ツブツブが大きい粗塩がいっぱい付着していて、そのまんま口に入れたらしょっぱ過ぎて血圧が急激に上昇してぶっ倒れそうになるけど、逆にその塩っけが、またなんとも言えなくいい感じ。

でも本当は、粗塩をある程度取り払ってから食べるのが正しいらしい……知らなかったけど。

そして、外がカリッと焼き上げられていて、中がフワッとモチモチな食感も、ありきたりな感想だけど、絶妙!

ちなみに、ガラス越しに、店員さんが生地をリボンの結び目状に形づくって、オーブンでこんがりと焼き上げる一部始終を見守ることができる!焼きたてのプレッツェルをその場でハフハフするのが一番だけど、お家でも、トースターと電子レンジで温めて、サクッ、フワッを再現可能。


淹れたてのコーヒーで、オリジナルのプレッツェルをチビチビ食べてマッタリしたら、幸せ間違いないと思う……


…がしかし、うちのムスメと、特においしいものは、いっつも争奪戦になってしまうので、マッタリどころか、慌ただしく緊迫した空気になる食卓…


「大家族スペシャル」かっ!

7男2女11人の大家族ならまだしも、風前の灯火の、1女3人の極小家族だよ……さみしいなあ ・゜・(ノД`)・゜・。


しかも、ムスメ、食の好みが自分と似ているので、食べたい物がいっつもカブるっ!

次からはムスメの分も「オリジナル」のプレッツェル、買ってあげないとなあ。

日々食料争奪戦、もう勘弁してぇ ε-(´∀`; )


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