今日は死ぬのにいい日だぁ🌀

〈tad公式ブログ〉明日の事はなーーんも考えず、今日1日を全力で生き抜く!

タグ:フライフィッシング

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毎週水曜日、もしくは木曜日は、自宅から10kmとチョット距離があるけど、イオンタウン仙台泉大沢に行く事にしている。

最近、病気の症状があまり良くなく、車椅子の乗り降りが酷いくらい辛くなってきているので、できるだけお店をハシゴせず、一箇所で全ての用事が済ませられるイオンモールはものすごく助かる。

100円ショップで小物を買ったり、AEONバイクで車椅子のタイヤに空気を入れて貰ったり、マックやモスでコーヒーも飲むことができるし…

ヴィレッジ・ヴァンガードでは面白雑貨を物色したり、カルディでは最近入手が超困難な「海老しおラーメン」を探したりと。

しかも、泉大沢のイオンに限っては『ザ ・ビッグ』というディスカウントスーパーマーケットもあり、品質や賞味期限が心配になってしまうくらいの激安ぶりを見せている。また、毎週水曜日と木曜日は「87円均一祭」もやっていてさらにお得なので、往復のガソリン代を負担しても余裕で元が取れる。

また、イオンタウン仙台泉大沢には『トイザらス』もあるので、特に何か買うわけではないが、必ず立ち寄ってムスメをサンプルのおもちゃで遊ばせてあげる。

今まで何十回と訪れているトイザらスだけど、本当に恐縮しちゃうけどたった1回だけ、気に入って衝動買いしたオモチャがある。

それが、マルカ株式会社が販売元の、『超リアル体感 ブルブルフィッシング』。

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お風呂好きなムスメが、オモチャで楽しそうに遊ぶのを横で微笑ましく見守りながらシャワーを浴びてるときって、1日のうちで一番幸せを感じる時間。

もっと喜ばせてあげたい、屈託のないムスメの笑顔をもっと見たい、と思って、なんかお風呂でも遊べるオモチャがないかなあ、って探していたこともあっての衝動買いだった。しかも、値段が千円ちょっととお手頃価格。

もちろん、釣りができないで溜まりに溜まった欲求をちょっとでも満たせるんじゃないかという、あわよくば、という考えもあったので、ムスメが欲しいというより自分が一番欲しかった。

外箱のデザインもなんか面白そうで興味をそそられる感じだし、何と言っても『超リアル体感』という文字は、実際の釣りが困難な自分には常日頃求めていたもので、たまらなく魅力的に思えた。

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自宅に帰って早速、お風呂に入って買ってきた『ブルブルフィッシング』で遊ぶ事に。

こういう時に限っては、お風呂好きなんだけどお風呂に入るまでがぐずぐずしてなかなか入ってくれないムスメも、自分から率先して服を脱いで先にお風呂で今か今かと待っている。

"ブラックバス"と思われるお魚本体はなかなかのハイクオリティで、本物のバスを上手に再現している。まあ、色はミントグリーンだったりと現実にはありえないけど……でも、そこがカワイイくて逆に良い!

釣り竿も、本物顔負けの、実際にラインを巻き取る事が出来るリールが付いていて、先に付いているルアーに似せた磁石を本物の釣り針に交換すれば、本当に金魚などの小型魚の釣りに使えるんじゃないかと思うくらいの完成度である……うーん、チョット褒めすぎたか。

でも、おもちゃ屋だけでなく実際の釣具店で取り扱いがあるくらいだから、完成度はやっぱり高い。


遊び方は2通りあり、①魚の尻ビレのスイッチを入れず、水面にただ浮かばせて静止している状態での釣りと、②尻ビレにあるスイッチをオンにして、水中(ほとんど沈まないので水面直下)を尾びれをバタバタさせて泳いでる状態での釣り。

②の泳いでいる状態での釣りは、なかなか魚の口の中にルアーという名の磁石を食い付かせる事ができず、しかも、意図的なのか設計上の問題なのか、上顎の外側の部分にも磁石が反応して間違ってくっ付いてしまうので、想像以上に難しく、もどかしささえも覚えてしまう。

ムスメなんて、居ても立っても居られなくなり、終いには素手でお魚を掴んで、無理やり口の中にルアーを放り込むありさま。

もはや釣りじゃなくて、つかみ捕り。

そのくらいもどかしくて難しい方が、本当の釣りの臨場感があっていいんじゃなーい。

しかも、臨場感と言ったら、魚にルアーをくわえさせた時の暴れ方がハンパじゃない!

『ブルブルブルブルッ』と、手に伝わる振動が激しいだけじゃなく、尾びれをバタバタさせる時に発せられる音が、怖いくらい騒々しい。

バタバタ音が、せまーいお風呂中に響き渡って、実際に釣りをしてる時の動揺や緊張感に似た慌ただしさを体感できる。

『迫力の手ごたえ』、『超リアル体感』、とパッケージで謳っているだけはあるね。


でも、ヤッパリ本当の釣りがしたい……

しかも、フライフィッシング。

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※バス用にセットアップしたScott #6 flyrod&Galvan flyreelと自作のポッパーフライ。

ということで、車椅子になってから、もう半分諦めかけていたが、溯ること昨年の夏に、思いきってフライフィッシングに挑戦した。

釣り竿を握る右手は握力が低下してるし、手首もうまく固定することができずブランブランなので、手首用の市販のサポーターで釣り竿と手首をグルグル固定して、釣り竿も極力、短く、細く、軽量のヤマメ用のものをチョイスして、誰でも簡単に釣ることができる"コイ"を、近所にある公園の池でフライフィッシングで釣ることにした。

柵があったり、背後に樹木などの障害物があって竿を振れなかったりと、普通でもフライフィッシングでの釣りは水面にアクセスするのが難しいのに、ましてや車椅子での釣りなんて、もうほとんど不可能に近いと思ったが、幸運にも唯一、一箇所だけ、5mくらいの長さの湾曲した橋の上から水面へのアクセスが可能だった。しかも、ターゲットのコイが数匹、橋の下を泳いでいるのを確認。しかもしかも、サイズが結構デカイし!

フライをくわえさせて、ヒットさせる自信はあったけど、橋の上からどうやって釣ったコイを取り込むかが最大の問題だったが、奥さんもムスメもいるからなんとかなるか、とあまり後先考えず、もう目の前にデーーンと図々しく泳いでいる魚の事しか頭になかった。

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※ボロボロになった熊のプーさんから摘出した化学繊維のはらわたで作ったコイ用パンフライ(画像手前二つ)。一見差ほどパンらしく見えないが、水分を含んで初めて、水でふやけたパンそっくりになる。

チョット邪道な方法になってしまうけど、コイをフライフィッシングで釣るときは、おびき寄せるためにも実際にエサとなる「食パン」を使用する。賞味期限近くで激安になったノーブランドの食パンを、上の写真手前にあるフワフワした綿毛みたいな「フライ」(ルアーみたいな擬似エサ)のサイズくらいに小さくちぎってまき餌して、コイに「白いフワフワしたものは食べれるんだ」って事前に刷り込んでおく。そうでもしないと、雑食でなんでも食べる印象があるコイでも、フライに興味を示さず絶対に口に入れてくれない。

よ〜く考えたら、ちょっとやチョットの邪道さではないよね。だって、実際にエサを魚にあげてるんだから、どっちかって言ったらフライフィッシングじゃなくて、限りなく「エサ釣り」に近い。でも、魚を釣ってその強いヒキを味わって、如何に大きな魚と格闘するかっていう、非常に良い練習にはなる、と自分に言い聞かせて割り切ることにしているけど……


思ったよりコイが神経質になっている上、腕に力が入らず、うまく竿を振れず、フライをコイの鼻先にめがけて投げられないこともあり、まき餌に投げた食パンは食べるが、なかなかフライのほうは見切って食べてくれない。想定外。

その様子を見てあいそをつかしたムスメと奥さんは、公園内を散歩をしに出かけてしまった ……


でも、そういう時に限ってなんだよなあ、釣れるの。いつもそう、よそ見している時もそう。

しつこくしつこく、コイの鼻先にフライをしつこく投げてみたら、「パクっ」と大きな口あけて飲み込んでくれたあ!

すかさず竿を立てて、左手でラインを手繰り寄せようとするも、コイの圧倒的なパワーに力負けし、50mくらい向こうの方に走るように泳がれた。

久しぶりのパワフルな手応え。アメリカでフライフィッシングをやってた頃が蘇ってくるような感覚。

でも、どうしよう? 手繰り寄せても誰も手伝ってくれる人いなーい!


とその瞬間!

サングラスをかけた高校生くらいのバス釣りに来たであろう、若いおにーちゃんが視界に入ってきた。


救世主の登場!


彼の背後に後光が見えたぁああ!


公園内の池の橋の上で、車椅子にのった変なオジさんが、レアなフライフィッシングをしていて、しかも結構大きなコイとファイトしている……その異様な光景に困惑しているのを隠せない様子のおにーちゃんだったが、腕が疲れてきたから代わってと言ったら、フライフィッシングは初めてだったみたいだけど、快く承諾してくれた。

でも、おにーちゃん、フライフィッシング初めてと言ってたけど、興奮してだいぶ取り乱しながらも、上手にラインと釣り竿をコントロールし、でっかいコイと格闘してた。センスあるね。

10分以上経過して、ようやく橋の下まで手繰り寄せてもらったら、今度は自分に交代して、おにーちゃんに橋げたまで、たも網でコイを取り込みに降りてもらった。

自分は魚に触らず傍観していたけど、おにーちゃん、手が魚臭くなったよね、ゴメン。でも、ありがとうね!この恩は決して忘れないよ。

75cmもある、ふっくらしたどでかいコイだった……

ムスメたちがちょうどタイミングよく?帰ってきて、そんなデカイコイを生で目の当たりにして、ムスメ絶句して固まっていたよ。


果たして、今年の夏も釣りに行けるだろうか?

病気が進行して釣りができなくなってたら、『ブルブルフィッシング』で我慢しよっと!

って出来るかっ、おい!

あっあっ、ウソウソ、我慢しますぅ(つい心の声がっ!)

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眩しいほど美しい、若きブラッド・ピットの代表作である『A RIVER RUNS THROUGH IT』(リバー ランズ スルー イット)の舞台となったのが1920年代のモンタナ。

その映画撮影のロケ地の一つに、モンタナ州ボーズマンを流れるトラウトフィッシングで有名な川、「Gallatin River」(ギャラティン リバー)がある。

劇中のシーンで、大きな岩の上に立って華麗に弧を描いてフライフィッシングをする場面があるが、実際にギャラティン リバーに行くと、その岩を見ることができ、あたかも映画の主人公ブラッド・ピットになった気分になれるという。

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その「ギャラティン リバー」の支流にあたる川で、近隣のダウンタウンで自身が通った大学のあるボーズマンから、車で15分ほどのところに『East Gallatin River』(イースト ギャラティン リバー)がある。

そもそも、モンタナ州はフライフィッシングの聖地とも呼ばれ、豊かな自然に育まれた野生の、しかも大型のレインボートラウトやブラウントラウトが釣れることで有名。アメリカでフライフィッシングをやったことがある人なら誰でも憧れる地であり、最終到着地点でもある。

自分もコロラドでフライフィッシングを始め、ずっと憧れであった聖地モンタナに、学校を編入してまでフライフィッシングのためだけに移り住んだ一人。

でも、そんなフライフィッシングの聖地のモンタナだけど、誰でも簡単にでっかい魚が釣れるとは限らない。大勢の釣り人たちが州の内外だけじゃなく、日本などの海外からもモンタナの地を訪れているため、魚たちが神経質になり人間を警戒してしまう、"スレた" 状態に陥ってしまい、かなり難しい、チャレンジングな釣りになっている。

コロラドで場数を踏んである程度釣りに自信があった自分でも、そこそこのサイズのトラウトは釣ることが出来ていたが、大台の20inch(50cm)オーバーのトロフィーサイズの魚は、21inchがそれまでの最大で、片手で数えられる程しか釣り上げることが出来てなかった。

なんとかして、日本に帰国する前に、記憶に残るでっかい一匹を釣り上げたいと思って、地図を見て探し当てた『East Gallatin River』(イースト ギャラティン リバー)に、アメリカでのフライフィッシング人生のすべてをかけて、2月の真冬も真冬、気温も氷点下15℃の中、学校帰りに通い続けることに。

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冬季の釣りは、凍てつく寒さで最大でも3時間程しか釣りをすることができないといった過酷なものだけど、その反面、餌となる水生生物の活性が落ちるため、魚がお腹を空かせていることが多く、夏の間あんなに警戒心が強かったデッカイトラウトも、いとも簡単に釣れてしまったりするので、自分には絶好の釣りシーズンだった。

その『イースト ギャラティン リバー 』は、ボーズマンの東1.6kmを始点とし、隣町のマンハッタンの3.7km北で本流の、あの「ギャラティン リバー」と合流する、全長68kmの比較的川幅が狭い、こじんまりとした河川である。

立地がダウンタウンから凄く近いのにも関わらず、知名度は高くない上、川自体が私有地である農地の中を縫うように流れているため、ちょっとでも川から出て岸を歩くと不法侵入になる。そのためか、釣り人は少なく、比較的魚がすれていないという、知る人ぞ知る最高の釣りスポットだった。

しかも、温泉水が流れ込んでいるのか、川幅が3〜5mと狭いにも関わらず厳冬期でも川面が完全に凍ることがなく、冬でも餌となる水生生物が十分摂取できるため、魚が大きく育っている。

ただ、冬場の川は渇水気味で川の水深は膝下と浅く、川が湾曲して流れが澱んで深くなっている、いわゆる「プール」にしか魚が生息できない状態なので、ある意味自然の釣り堀みたいになって、若干釣りの醍醐味に欠ける。

その釣り堀のプールには、本当に異常なくらいに魚が溜まっており、平均40cm前後、最大48cmのサイズの大きいトラウトが、2,3時間で20匹近くも釣れることがあった。

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絶対に、もっとサイズの大きな、川のぬし的なトラウトがこのプールには住み着いている、と確信するのに時間はかからなかった。


時には、猟銃を持った土地の所有者に威嚇されたり……

時には、ハンティングで銃声が響き渡る中、怯えながらも身を低くして釣竿を振ったり……

時には、あのアメリカの象徴の鳥「ハクトウワシ」がすぐ近くで餌を捕食しているのを目撃して興奮したり…

またある時には、大型犬並みの大きさのビーバーの死骸を目の当たりにして、野生動物のもつ迫力に圧倒されながらも……


通い続けること1週間、辺りが薄暗くなって日が暮れようとしていた午後6時過ぎ、その時はついにやってきた……


今までとは比べ物にならない強い引きで、釣り竿があり得ないくらい「ぐにゃっ」、と今にも聞こえてきそうなくらい弓なりにしなった。

一瞬、川底に沈んでいる流木でも引っかかったのかとも思ったが、直ぐに、魚のものだと理解した。

駐車場2台分くらいの面積しかないプールは、その上流下流とも川底が見えるほど浅い水深になっているため、魚にとったら逃げ場がないから自分には都合がいい。


勝算はある!


逃がすもんか!


映画のなかのブラッド・ピットのように川の中に引きずり込まれても、なにがなんでも釣り上げてみせる!


もう、心臓は、何本も100mをダッシュしてるかのうように、破裂しそうにバックバク。気絶してもおかしくない。

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釣りのラインが細い上に、その先に付いている淡水エビの”スカッド“に似せて作ったフライも、小豆大の極小サイズなので、めいいっぱいの力で闘いたいが、そうもいかない。ラインが切れたり、針が外れてバレてしまう恐れが。

今までに学んだ、経験したことの全てを振り絞って、全神経をロッドとラインのコントロールに注いで、慎重に慎重に慎重に、格闘し続けた……


すると、30分以上経過してようやく、力尽きた魚が姿を見せはじめた。


目を疑った。


ま、マジ、デカイ!!


自分史上、今までで一番大きい!


なんとかして、プールの下流の浅瀬に引きずり込むことに成功!

最後は、釣竿そっちのけで走り寄って、腕で抱き抱えるようにして安全な岸へと魚を放り投げた。

その慌てようと言ったら、恥ずかしくて他人に見せられないくらい。


石がゴロゴロしている岸辺で、バッタンバッタン暴れている奴は、アゴがしゃくれた鮭みたいなブラウントラウトだった。

興奮と緊張で震えが止まらない手で、メジャーを使ってサイズを測ったところ、な、なんと、26インチ(65cm)もあった‼️



よっしゃあああああああああああああああぁああああぁぁああぁ‼️


o(^o^)oo(^▽^)o(≧∇≦*)♪(´ε` )\(^o^)/(^_^)v



土地の所有者に撃ち殺されるか心配だったが、遠くまで響き渡る大声で叫びまくった。

もう、釣りする目的を失うくらいのサイズ、これ以上大きいサイズはもう釣れないだろうと思うくらい。(でも実際、この数ヶ月後にビーバーヘッドリバーで、これより大きなレインボートラウトをヒットさせたが、川の流れに押し流されて針が外れてしまった…)

こういう時に限って、カメラを持ってきてないんだもんな。

悔やんでも悔やみきれないが、貴重な瞬間を写真に残せず、頭の中に記憶として残っているだけ。


イースト ギャラティン リバー……

時を超越して、決して忘れられない記憶として自分の中を、今この瞬間もゆっくりと、途切れることなく流れている。

自分にとっての『A River Runs Through It.』。



ちなみに、実際の川の様子は、上の動画の感じになります。

どう? 

釣りたくなってきたでしょ?

大きいトラウトがどこかに潜んでると思うと、おら、わくわくすっぞ!(笑)


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仙台の約50km東南に位置する亘理郡山元町。

鮭が遡上してくる阿武隈川河口にあり、はらこめしの発祥の地とされている亘理にある『田園』という和風レストランでは、そのはらこ飯の季節が惜しまれつつも終了して、今は冬の味覚の『ほっきめし』が美味しく食べられる。

でも、本当のこというと、同じく山元町にあってその『田園』の目と鼻の先にあるイリュミネーションスポット、『コダナリエ』を一目見たいと訪れたが、あまりにも混雑していたため、もう少し遅い時間帯にもう一度トライしようと、時間調整のために田園に立ち寄ることにした。

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と言っても、正直なところ、ほっきめしの方が何倍も楽しみ!

結局は美味しいご飯だよね、イリュミネーションよりも。

田園には毎シーズン、はらこ飯は食べに来ているが、ほっきめしの方は3年ぶりくらい。

イリュミネーションの方も激混みだったが、こっちも、正月2日という事もあってか、店内はお客さんでごった返している。そうでなくても、大人気のお店なのでいっつも混んでいる。

10組以上待っていて、名前が呼ばれるまで実に1時間近くかかった。

まあ、でも、遅ければ遅いほどイリュミネーションの方も空いてくるから、何かと都合はいいけど…でも腹へったあ。

一応、和風レストランなのでメニューが豊富なんだけど、もう迷わずほっきめしと、宮城のもう1つの冬の味覚の絶対王者の『牡蠣』がのった、かきめしを頼んだ。

店先の看板で「お持ち帰り用のほっきめしはすぐにできます」と謳っているだけに、注文してすぐに運ばれてきた。

なのに、1時間も待ったのはなぜ? 地元のお客さんが自宅感覚でまったりしすぎ?

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先ずは、お目当ての『ほっきめし』から。

北寄貝のコリっとした歯ごたえある食感が、たまらなくいい!

北寄貝の煮汁で炊き上げたご飯も上品で美味しい!

子供の頃あんなに嫌いだった貝類、最近になってようやくその美味しさに気が付いた。

ちなみに、今回頼んだのが『ほっきめし定食』 で、お値段が 税込1,620円。12月中旬から5月下旬までの結構長い期間食べることが出来る。こうまで長いと、もはや冬の味覚でも何でもない気がするけど……(北寄貝は例年1月から3月までが旬で、まさに今始まったばかり!)


そして、『かきめし』も負けじと美味しかった!

宮城の牡蠣からノロウィルスが検出されたから、今年は牡蠣食べれないかと思っていたが、火を通したこのかきめしだったら大丈夫。

牡蠣がよーく煮込まれ、身がギュッと凝縮して肉厚で、味付けも濃いめにされてるから牡蠣を超越して、お肉に近いテイストになってる!

牡蠣なんだけど、肉丼! 食べ応え十分。

相反するようにご飯は、ちょうど良い加減に薄味に仕上げられている。

使えるんだったら、箸で口の中にかっこみたくなる、やめられない、止まらないうまさ!

牡蠣の味付けが濃いだけに、ご飯が足りなくなるぅ。ご飯だけお代わりしたい!

かきめしは、そこまで期待してなかったけど実際食べてみたら、自分はほっきめしより好きかなあ。

これも、小鉢とお吸い物のセットの定食で、お値段が税込1,512円。12月初旬から3月下旬までの提供となっている。

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そういえば、席待ちの時、近くにいたお客さんが気になることを言ってた……

「田園よりも、おらあ、"あら浜"のはらご飯のほうが、うまぐで好ぎだなやあ~」って。

なにその『あら浜』っていうお店?

田園よりも美味しいだなんて、本当?

超気になる!

ついこの間終わったばかりだけど、早くまた、はらこ飯の季節がやってこないかなあ。

気になってしょうがない!あら浜。


余談だけど、4年以上前に動植物調査の仕事で、亘理よりも南下したところにある川幅が狭い河川を通った際、鮭のやな漁のまっ最中に遭遇した。生まれて初めて、しかも大量の鮭の遡上を目にして、仕事そっちのけで心臓バックバクさせながら見入っていたのを、今でも昨日のことのように鮮明に記憶している。

釣っちゃダメだけど、フライフィッシングで釣ったら、引きが半端じゃないんだろうなあ、楽しそう!(笑)


近くの川で、鮭がそんなにも大漁だったら、そりゃ、はらこ飯もうまくて当然だよね。

あら浜、絶対にはらこ飯食べに行くから!待っててえ。あっ、田園も行くから安心して!

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子供のときから熱帯魚や爬虫類を飼育するのが大好きだった。自然の中で遊ぶのもそうだった。

高校まで仙台で暮らすが大学からは動物の生態を学ぶ為に単身アメリカへ留学。

コロラド州デンバーから北へ1時間ほど車で行ったところにある閑静な町、フォートコリンズにあるコロラド州立に入学、動物学と魚類生物学を、よせばいいのに欲張ってダブルメジャーで専攻。

すぐに、大自然で生物と向き合う事ができると思って、フライフィッシングを始めた。

とにかく色んなとこに釣りに行った。

数打てば大きいのが必ず釣れると思ってた。

夕方の時間帯のライズが起きるほんの1,2時間程度の為に、片道350キロを車で飛ばして、日帰りで行くことなんて当たり前の生活を送った。

その後、フライフィッシングの聖地のモンタナに移り住み、ボーズマンにあるモンタナ州立大学で魚類及び野生動物保護管理学を専攻しながら、今まで以上にフライフィッシング三昧の生活を。

釣りばっかやってたので、やっとの卒業。

日本に帰国するが、自分の経験を生かせる職と自分が望んでるワーキングスタイルが上手く噛み合わないと言う言い訳ばかりで、就職に相当な苦労をする。

まあ、自業自得だけど。
ダメダメ人間…

それでも 何とか環境アセスメント調査で動植物の生態調査業務に従事するも、満足いかずに奥多摩や苫小牧のビジターセンターで自然観察ガイドの経験を積む。

生計を立てるがため、取り敢えずは大学の時との専攻とは「動物」という以外は全く分野が異なるが、東京にて研究用哺乳類の飼育繁殖管理業務に携わる事に。

懲りもせず、アメリカまで行ってこんなんでいいのか俺? 野生動物とか自然を仕事にしたいんじゃないのか?、と自分の中で相当な葛藤があったけどね…

途中動植物生態調査の業務や自然観察ガイド業に携わるも…


気が付けば、南国好きになってて、大学時代の友人のつてで石垣島の大自然で、逮捕された高城沙耶じゃ無いけど、流行りのロハス?を目指して農業をやった。(実際そんなんじゃなかったけど・・・笑)

現実は全然甘くなく、経済的将来性を案じて石垣島の生活を断念。

結局、奥さんの実家がある熊本で動物管理業務に復帰。

業務委託で熊本の大学の医学部にある全国的に規模の大きな研究用動物施設で勤務する事になったが、劣悪な職場環境と人間関係に耐えられずALSを発症。

退職して仙台に戻る事にしたが、前職の経験を活かせる業種がなく途方にくれる。

そんな中、ダメ元で応募した大学の医学系研究科にある研究室で動物や細胞を使った臨床試験業務に従事する事に。

実務経験はほとんど無かったが、動物の扱いには誰よりも自信があったし、自分で言うのはなんだけど極小のフライを巻けるくらい手先が器用な方なので、究極な正確性が求められる採血や毒性試験などの薬効薬理評価の経験を重ねて、この仕事自分に合っている、楽しいと思えるようになった。

理解のある、良識のある、心優しい上司や先輩方、同僚に恵まれたのもすごく大きかった。

そして、初めて自分に向いてる天職だって思えた。

最後の最後で寄り道し過ぎたけどやっとわかった。自分がやれる事やるべき事って、自分はこうでありたいと願う「理想」とは違うんだ、って。

でも、もう遅いんだな。病魔がドンドン体を蝕んでるんだからねえ・・・・

もっと早く気付いてれば。

ライフワーク。そう簡単には見つからないし、生涯をかけて見つけるから「ライフ」って言うのかも。

見つかっただけいいか。
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昨年に大学の研究室での仕事を退職。

薬を開発する上で必要な細胞や動物を使った試験を行っていたが、指先の力が弱くなり、ピペット操作、動物の採血や開腹・縫合などの細かい手技が困難になってきたし、なんか同僚や上司の皆さんに気を遣わせてしまうので、申し訳無くて……

それ以来、無理のない範囲で、保育園に通う娘のお迎えが自分の仕事 。

お迎えだけだとなんか物足りない感じなので、運動とリハビリと娘との触れ合いも兼ねて、必ずどっかに寄り道してる。

今日は、イオン仙台中山店近辺にある、池のある公園 『うどう沼公園』

ヤマザワって言うスーパーに車を停め、ガタガタなしかも緩やかに登りになってる歩道を車イスで、娘を膝に乗せてながら、横断歩道のある信号を渡って公園に到着。


余談だけど、車イス漕ぐの、多分健康な人でも結構疲れると思うけど、自分は毎日車イス漕いでるからか、一年前と同じように車イス漕げてる。この病気に罹っても意識して筋肉を使うと萎縮しにくいのではと思ってる。文献では中程度の運動までなら進行を遅らせるとの記述があったが、自分の場合は、相当激しく漕いでも今のところ大丈夫みたい。自身が通院する東北大学病院の神経内科にはALSの有名な専門医がいて、ALS専門外来があるのにもかかわらず、残念な事に治験を始めとするそういった患者にとって有益なアドバイスや患者のアフターケアには消極的で不十分なので、自分自身で試行錯誤して進行をチョットでも遅らせる方法、生活習慣を模索している。なんせ自分の症状は自分が誰よりも理解してるからね。


そこの公園は、障害者用の駐車場も2台分あり、トイレも車イス対応。池の周りを遊歩道が通ってるが、車イスでも容易に散策できたあ。まだ健康な時に、相当前だけど散歩で立ち寄ったことがあるけど、どこにでもある調整池だったような。でもいまでは見違えるくらい整備されていてビックリ。

公園に来た本当の目的は実は、釣り【フライフィッシングでバスもしくはコイ】ができるかの下見。

    ※熊本県の砂川にてフライで釣り上げた鯉

バス釣り人も数人見られ、池に張り出してるデッキでしか釣りはできないように規制されているが、こういった家族連れで楽しめる公園では珍しく釣りは許可されている。

池へのアクセスは非常によく、万が一溺れたなどの事故があっても池の周りに数箇所、救助用浮き輪が設置されてるので安心して釣りに集中できる感じ。

次回来るなら釣り竿を持参しようかなって思うくらい。まあそれでも車イスで釣りするのは困難だけど、出来ないことはないハズ。

ただ、公園としてはチョット物足りないくらいの遊具の少なさでした。隅っこに申し訳無さそうにブランコと滑り台があるのみ。池のある公園って言うよりかは、公園のある池って言った方が良いかも。うちの娘、まあ、それでも楽しそうに遊んでたけど。子供ってブランコ1つでも満足するんだね。ホント可愛いね。

そういえば、会社帰りサラリーマン風の男性が、その場所に似つかわしくない感じで、池の周囲をウロウロ行ったり来たり怪しい動きを取っていたので、不審者かも?と警戒していたら実は、携帯2台手に持ってポケモンGO!をしていたみたい。

なんかこんなんでいいのかな?ポケモンGO。

帰りに、ずーーーと気になってたそそられる匂いの正体がヤマザワの店舗前の移動販売の焼き鳥だと判明したので、迷わず買って帰った!


明日はどこ行こう?って明日のこと考えないんじゃなかったけ^_^?

【今日のおさらい】

●仙台イオン中山近くの、うどう沼公園は、今時珍しい公認の釣りができるスポット。設備も充実。

●ポケモンGOで職質されないように注意!


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