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今日は死ぬのにもってこいの日だ。

生きているものすべてが、私と呼吸を合わせている。

すべての声が、わたしの中で合唱している。

すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。

あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。

今日は死ぬのにもってこいの日だ。

わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。

わたしの畑は、もう耕されることはない。

わたしの家は、笑い声に満ちている。

子どもたちは、うちに帰ってきた。

そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。


ナンシーウッド著 「今日は死ぬのにもってこいの日だ」より抜粋



コレは、ネイティブアメリカンの 哲学を表している。

自分のブログのタイトルもこれを参考に決めた。

解釈は人によって異なると思うが、私は、いつ死が訪れてもいいように、後悔する事無く、愛する人、物、自然に囲まれながら、一瞬一瞬を大切に噛み締めながら生きることだと思っている。

アメリカのボーズマンにあるモンタナ州立大学で3年近く勉強していたが、キャンパスでもネイティブアメリカンは普通に見られた。

と言ってもこの人あの人がそうだよ、って言われないとわからないくらい現代生活に自然な感じで溶け込んでいた。

まあ、もともとは彼らの土地だったから溶け込んでいると言うのは間違った表現だけど・・・

ネイティブアメリカンと接する機会は思ったより多く、ネイティブアメリカン文学史の授業でも、クラスメイトでネイティブアメリカンのジェシカにも、いっつもいつもノートを借りて写させてもらってた。恐縮です。

また、キャンパス内のオートショップでバイトしてた時の常連のお客さんにも1人いた。

70才近くのおじいちゃんだったが、大学に通って法律の勉強をしていると聞いた。

どうして大学で勉強しているのかと聞いてみたところ・・・

「法律に詳しくなっていつの日か過去に奪われた領土を白人から取り戻してやるんだ」

、と力強く、あの陸上選手のボルトの勝利のポーズみたいに腕を天に振りかざして、意気込んでいたのがとても印象的で忘れられない。


彼らと接していると不思議な感覚に陥る。そして生きることに前向きになるパワーをもらえるからいいんだよねぇ


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