今日は死ぬのにいい日だぁ🌀

〈tad公式ブログ〉明日の事はなーーんも考えず、今日1日を全力で生き抜く!

タグ:石垣島

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先月のひな祭りに、木曽のサワラ木材で出来た"すし桶"でちらし寿司を作って間もなく、今度は『手巻き寿司』を作ってみることに。

もちろん、前々から1度は作ってみたくてしょうがないと思っていた『にぎり寿司』にも挑戦する事にした。ムスメが楽しそうに、お寿司をにぎにぎしてる姿を想像するだけで、こっちまでワクワク心が躍ってしまう。


特にお祝い事があるわけでも、特別な何かがあるわけでも無いのに、あの"藤崎"のデパ地下の食料品売り場で、赤身、中トロ、サーモン、赤貝、ボタン海老、鯛、ヒラメ、カンパチの魚介の刺し身8種盛りを、およそ2500円で、だいぶ奮発し過ぎてゲットした。マジ高すぎるぅ…(涙) その他に、ボイル用にブラックタイガーエビ、イクラ、各種野菜、そして、地酒の日本酒のおつまみ用に鳥もも肉の唐揚げなどを用意したら、ひな祭りの時よりも費用が掛かって、想定外に豪華なものになってしまった!

ホントに『今日は何の日?』っていう感じ……


ちなみに、手巻き寿司の具材なんて、わざわざデパ地下にいって高いお金払ってまで刺身を購入しなくても、海苔で巻ければどんなもんでも具材になるので、ホントにお好みで、冷蔵庫にあるものでもなんでも大丈夫。

それこそ、おつまみ用に用意した唐揚げでもいいし、トンカツ、エビフライ、ウィンナーや、冷凍食品でいえば、餃子や、メンチカツ、肉団子、酢飯の代わりにチャーハンやエビピラフでもおいしいはず。ご飯のお供の昆布や高菜、納豆があったらもう何も言うことない。

缶詰でいえば、超定番のシーチキン、さばの味噌煮、さんまの蒲焼き、やきとり、そして、おにぎらずで欠かせない"スパム"など、みかんや桃のフルーツ缶じゃなければどんな缶詰でもいけそう。



また話が脱線してしまうけど…… その"スパム"を挟んだ『ポーク玉子おにぎり』は、石垣島で農業をやっていたときのお昼休みのご飯には"マストアイテム"だった。ホットスパーが前身の『ココストア』というコンビニでも売ってたり、揚げ物の種類が半端なく充実してる、個人経営のちっちゃな地元の商店でも、"ぞうり"ぐらいの大きさのチキンカツと一緒に買ったりもした。また、市販のスパムをフライパンでこんがり焼いて、薄焼き玉子とマヨネーズをタップリ塗りたくって、ご飯と海苔でサンドしてお弁当にもした。"ポーク玉子おにぎり"は石垣島で毎日のように食べていた馴染み深〜いもので、沖縄のソウルフードのひとつ。スパムの缶詰さえゲットすれば誰でも簡単に作れる。おいしくてハマること間違いないと思う。


そう、そんなスパムでもなんでもありの、まさしく「俺様が法律だぁ!」 的な、ルール無用の『手巻き寿司』。みんなでやったら間違いなく盛り上がりそう! 一人だったらよけい寂しくなるけど…

何を挟むか? 具材ももちろん大事だけど、ご飯となる『酢めし』が無いとなんにも始まらない。

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その"酢めし"を作るのは至って簡単で、酢と砂糖と塩で自分で作ることも出来るけど、市販の『すし酢』を使えばもっと簡単にかつ確実にできる!

今回使った市販のすし酢は、『ミツカンのすし酢』。固めに炊いた1合分の炊きたてアツアツのご飯(温度が高いほど、すし酢が吸収されやすい)に対して、大さじ2杯のすし酢を入れて、よく混ぜるだけ。ご飯がすし酢を十分に吸収したところで、うちわで扇いで人肌くらいの温度になるまで粗熱をとる。そうすると、余分な水分を吸い取る"サワラのすし桶"も手伝って、ツヤツヤの酢めしが出来上がる!

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ミツカン すし酢360ml
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残ったすし酢は、お寿司だけじゃなく、チキン南蛮やたらの照り焼きなどにも活用できるので、冷蔵庫に常備していても損はしないと思う。

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さあて、具材も酢飯も、必要なもの全ての準備が整ったので、早速、巻き巻きしてみる事に。

ご飯がまだ熱いうちに巻くと海苔がしなーってふやけ気味になるので、温度を確認しながら、好きな具材をホント好きな組み合わせで、海苔からはみ出して上手に巻けていなくても、取り敢えず、ご飯と具材が同時に口の中に入ればいい。もはや、焼肉をサンチェやレタスで包んで食べるみたいな感じに等しい。

赤貝は手巻きにするのがもったい無いので、そのまんま、醤油をつけて本来の味を楽しむのが一番だったが、手巻きの具材で一番美味しかったのが無難に、マグロの赤身とイクラとボイルしたブラックタイガーだった。ボタン海老も、巻かないでそのまんま醤油につけて食べちゃった!

たくさん具材を用意しても、後半になるとご飯や海苔も足りなくなるわ、巻くのが手間になるわで、結局、そのまんま食べちゃってるし……まあ、酒のつまみには巻かない方が向いてるけど。

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そして、待ちに待った、『にぎり寿司』の時間がやって来た。

この時のために、具材とご飯を別にとっといて、お腹も腹八分にして万全の態勢で挑んだのに、

肝心なムスメは……

お腹いっぱいみたいで、iPadで動画を観始めてるじゃん!

このままじゃ、ムスメが楽しそうに寿司を握る姿が見れない!

そもそも、にぎり寿司って家庭で作る習慣が、少なくとも自分は全くもって皆無だったので、いまいち勝手が分からないし、寿司を握るっていう実感も全然湧いてこない。

また話が、あらぬ方向に飛んで行ってしまい、恐縮しちゃうけど……

アメリカに滞在していた時、相手に自分が日本人だということを告げると大抵の場合、"SUSHI"をよく食べるんでしょ?とか、家庭でも"SUSHI"作るんでしょ?とか、それならまだしも、日本には未だ "サムライ"いるんでしょ?、ちょんまげしないの? などとかも言われたし、動物学の授業では、先生が「絶滅の危機に瀕している哺乳類は?」っていう質問をしたら、アメリカ人の学生が恥じることなく本気で、『ニンジャ!』って答えていた事もあった。


マジかよっ️… (゜Д゜;≡;゜Д゜)


それって絶対、「ニンジャ タートルズ」の見過ぎでござるよね? ニンニン…… って、いやいやそれ、"忍者ハットリくん"のほうだからっ! 笑


"サムライ"に関しては、今渦中ど真ん中で、"最後の侍" の『渡辺 謙』がいるので、完全には否定できないけど……

日本車の先進的な性能は向こうでも、多くのアメリカ人に評価されていただけに……残念 (つд`) じゃあ何か? 日本じゃ"サムライ"がちょんまげしながら高性能な日本車を運転して、ごく稀に、絶滅の危機に瀕してる"ニンジャ"がお忍びで車に乗ってるとでも言うのか〜い! おいおーーいっ! どんな光景だよっ! 興味あるから一度見てみたいわっ!

まあ、自分も、実際に彼らと交流するまでは、インディアンが頭に羽根付けて民族衣装でティピーテントで生活してるとてっきり思い込んでたから、絶対に人のこと言えないんだけど……思い込みって怖いねっ! f(^_^)


でも、日本食と言ったら「=寿司」って海外で広ーく認識されてるのに、日本では実際、そこまでではない感じだと思う。少なくとも当時の自分は、寿司なんか本当に滅多に食べなかったし、家庭でも一度たりとも握ったこともないから、寿司が日本食を代表していいのか正直疑問に思っていた。

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ムスメが寿司を握るのに乗り気でないので、しょうがないから不自由な自分の手で、本当に適当に、皿の上でしゃもじでシャリの形にご飯をよそって、刺身の具材を、ポンっと乗っけてみた。

握り寿司っていうか、むしろ、「サシミ ・オン ・ザ ・ライス」。

せっかくの機会なんで、ムスメにも、"すし握ってぇ"、ってしつこく言ったら、1個だけ、イクラの軍艦になってしまったけど、やっと作ってもらえたよ。(画像下)

でも、ムスメ、ブーブー言いながらで全然楽しそうじゃなかったぁ、ハア(´ヘ`;)

"にぎり寿司"がもっと、一般の家庭でも普及すればいいのになあ、と思うけど、どう考えても回転寿司の方が断然安いし、最近では味も文句の付けようがない。それに、誰でも簡単に寿司を握れるようになったら、江戸前の威勢のいい寿司職人の活躍の場が奪われてしまうことになる!……考えすぎかも?

それこそ、『ニンジャ』みたいに絶滅の危機に瀕してしまうかもしれない……笑


『手巻き寿司』は自分で作るの楽しいけど、まあ、やっぱり、『にぎり寿司』の方は、どっか外に食べに行くのが一番いい気がする……


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子供のときから熱帯魚や爬虫類を飼育するのが大好きだった。自然の中で遊ぶのもそうだった。

高校まで仙台で暮らすが大学からは動物の生態を学ぶ為に単身アメリカへ留学。

コロラド州デンバーから北へ1時間ほど車で行ったところにある閑静な町、フォートコリンズにあるコロラド州立に入学、動物学と魚類生物学を、よせばいいのに欲張ってダブルメジャーで専攻。

すぐに、大自然で生物と向き合う事ができると思って、フライフィッシングを始めた。

とにかく色んなとこに釣りに行った。

数打てば大きいのが必ず釣れると思ってた。

夕方の時間帯のライズが起きるほんの1,2時間程度の為に、片道350キロを車で飛ばして、日帰りで行くことなんて当たり前の生活を送った。

その後、フライフィッシングの聖地のモンタナに移り住み、ボーズマンにあるモンタナ州立大学で魚類及び野生動物保護管理学を専攻しながら、今まで以上にフライフィッシング三昧の生活を。

釣りばっかやってたので、やっとの卒業。

日本に帰国するが、自分の経験を生かせる職と自分が望んでるワーキングスタイルが上手く噛み合わないと言う言い訳ばかりで、就職に相当な苦労をする。

まあ、自業自得だけど。
ダメダメ人間…

それでも 何とか環境アセスメント調査で動植物の生態調査業務に従事するも、満足いかずに奥多摩や苫小牧のビジターセンターで自然観察ガイドの経験を積む。

生計を立てるがため、取り敢えずは大学の時との専攻とは「動物」という以外は全く分野が異なるが、東京にて研究用哺乳類の飼育繁殖管理業務に携わる事に。

懲りもせず、アメリカまで行ってこんなんでいいのか俺? 野生動物とか自然を仕事にしたいんじゃないのか?、と自分の中で相当な葛藤があったけどね…

途中動植物生態調査の業務や自然観察ガイド業に携わるも…


気が付けば、南国好きになってて、大学時代の友人のつてで石垣島の大自然で、逮捕された高城沙耶じゃ無いけど、流行りのロハス?を目指して農業をやった。(実際そんなんじゃなかったけど・・・笑)

現実は全然甘くなく、経済的将来性を案じて石垣島の生活を断念。

結局、奥さんの実家がある熊本で動物管理業務に復帰。

業務委託で熊本の大学の医学部にある全国的に規模の大きな研究用動物施設で勤務する事になったが、劣悪な職場環境と人間関係に耐えられずALSを発症。

退職して仙台に戻る事にしたが、前職の経験を活かせる業種がなく途方にくれる。

そんな中、ダメ元で応募した大学の医学系研究科にある研究室で動物や細胞を使った臨床試験業務に従事する事に。

実務経験はほとんど無かったが、動物の扱いには誰よりも自信があったし、自分で言うのはなんだけど極小のフライを巻けるくらい手先が器用な方なので、究極な正確性が求められる採血や毒性試験などの薬効薬理評価の経験を重ねて、この仕事自分に合っている、楽しいと思えるようになった。

理解のある、良識のある、心優しい上司や先輩方、同僚に恵まれたのもすごく大きかった。

そして、初めて自分に向いてる天職だって思えた。

最後の最後で寄り道し過ぎたけどやっとわかった。自分がやれる事やるべき事って、自分はこうでありたいと願う「理想」とは違うんだ、って。

でも、もう遅いんだな。病魔がドンドン体を蝕んでるんだからねえ・・・・

もっと早く気付いてれば。

ライフワーク。そう簡単には見つからないし、生涯をかけて見つけるから「ライフ」って言うのかも。

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